中国女子重量挙げ64キロ級で18歳が2冠 福州でヤン・リウユエ新星
中国女子重量挙げの国内大会で、新たなスター候補が頭角を現しました。中国南東部・福建省出身の18歳、ヤン・リウユエ選手が、福州で行われた中国女子重量挙げ全国選手権の女子64キロ級でスナッチとトータルの2冠を獲得し、地元観客を沸かせました。この動きは、中国スポーツの最新動向として国際ニュースでも注目されそうです。
地元・福建の声援を受けて、18歳が躍動
最近、福建省福州で開催された中国女子重量挙げ全国選手権では、女子64キロ級が最も熱い階級のひとつになりました。福建省代表のヤン・リウユエ選手と、重慶市から出場した20歳のリー・シュアン選手が、舞台に上がった瞬間から一騎打ちの様相を呈しました。
スナッチでジュニア記録に並ぶ110キロ
スナッチでは、リー選手が第1試技で104キロを挙げて口火を切ると、ヤン選手はすぐに105キロでこれを上回りました。リー選手は2回目で109キロに挑みましたが、ヤン選手はさらにその上をいく110キロに成功。最後はそろって112キロに挑んだものの、両者とも失敗に終わりました。
それでもヤン選手は、110キロの成功でスナッチ種目の優勝を決めたうえ、この階級の国内ジュニア記録に並ぶ記録をマークしました。18歳にして記録面でも存在感を示した形です。
クリーン&ジャークは譲るも、トータルで女王に
続くクリーン&ジャークでは、ヤン選手とリー選手の両者がそろって110キロからスタート。この試技を成功させ、今年11月に開催された第15回全国運動会の出場資格もつかみました。
その後、ヤン選手は130キロまで重量を伸ばし、この日最高の135キロに挑戦したリー選手は2度とも失敗。クリーン&ジャーク種目の優勝自体は、131キロを挙げた浙江省のリウ・メイシー選手に譲りましたが、ヤン選手はスナッチとクリーン&ジャークの合計で240キロとし、女子64キロ級のトータルで1位に輝きました。リー選手も237キロで総合2位に食い込み、上位は僅差の争いとなりました。
大会の主な結果(女子64キロ級)
- スナッチ: ヤン・リウユエ 110キロ(国内ジュニア記録に並ぶ)で優勝
- クリーン&ジャーク: リウ・メイシー 131キロで優勝
- トータル: ヤン・リウユエ 240キロで総合優勝、リー・シュアン 237キロで2位
- ヤン・リウユエとリー・シュアンはいずれも、第15回全国運動会の出場資格を獲得
中国女子重量挙げの世代交代を映す一戦
18歳のヤン・リウユエ選手と20歳のリー・シュアン選手が繰り広げた接戦は、中国女子重量挙げの層の厚さと、次世代を担う若手の台頭を印象づける内容でした。特に、ジュニア記録に並ぶスナッチ110キロと、トータル240キロという数字は、今後の国際舞台でも十分通用するポテンシャルを感じさせます。
クリーン&ジャークでは、131キロを挙げたリウ・メイシー選手がタイトルを獲得しており、同じ階級の中だけでも複数の有力選手がしのぎを削っていることが分かります。国内大会でこれだけハイレベルな争いが続くことは、中国の重量挙げ競技全体の底上げにもつながっていきそうです。
福州で地元の声援を背に2冠を達成したヤン・リウユエ選手が、今後どのようにキャリアを重ねていくのか。中国国内だけでなく、アジアや世界の重量挙げファンにとっても、注目すべき存在になりつつあります。
Reference(s):
Rising star Yang Liuyue adds two golds at national weightlifting event
cgtn.com








