中国・全国春季水泳選手権で18歳の張展碩が4冠 女子では葉詩文も躍動
中国・全国春季水泳選手権で18歳の張展碩が4冠
中国・青島で開かれていた全国春季水泳選手権が閉幕し、18歳の新星、張展碩(Zhang Zhanshuo)選手が大会4冠を達成しました。男子400メートル個人メドレーを制して大会を締めくくり、中国競泳界の世代交代を印象づけています。
男子400メートル個人メドレーで独走、4分13秒40
最終日の男子400メートル個人メドレー決勝で、張選手はスタートから主導権を握り、そのまま誰にも先頭を譲りませんでした。結果は4分13秒40。危なげのないレース運びで、若手エースとしての存在感を示しました。
これに先立ち、張選手はすでに男子1500メートル自由形、男子200メートルバタフライ、そして別の男子400メートル個人メドレー種目で3つの金メダルを獲得しており、この日の勝利で今大会4冠となりました。地元・山東省出身の18歳にとって、今季を象徴する結果と言えます。
女子100メートルバタフライ、王一淳が優勝
女子100メートルバタフライでは、予選をトップで通過していた王一淳(Wang Yichun)選手が決勝でも力を発揮し、57秒38で優勝しました。余依婷(Yu Yiting)選手が2位、龔臻琪(Gong Zhenqi)選手が3位に入り、上位は接戦となりました。
一方、五輪金メダリストの張雨霏(Zhang Yufei)選手は、約半年の休養を経てトレーニングを再開したばかりということもあり、58秒21で5位という結果でした。本人は今回のレースを「自分の現在地を測るベースラインテストだと考えたい。これからのレースで、今日より悪くなることはないと思う」と振り返り、今後の巻き返しに意欲を見せています。
29歳・葉詩文、女子平泳ぎで新たなタイトル
女子100メートル平泳ぎでは、29歳のベテラン、葉詩文(Ye Shiwen)選手が1分7秒81でタッチし、この種目で自身初となるタイトルを獲得しました。
葉選手はこの日より前に行われた女子100メートル背泳ぎでも、1日のうちに自身のベストタイムを2度更新する好調ぶりを見せており、総合的な泳力の高さが際立つ大会となりました。
若手の台頭とベテランの底力が同居した大会
今大会の全国春季水泳選手権は、張展碩選手の4冠というインパクトに加え、王一淳選手や余依婷選手ら新世代の活躍、そして葉詩文選手や張雨霏選手といった実績ある選手の存在感が交錯する場となりました。
若手が台頭しつつも、ベテランが依然として結果を残している構図は、今後の国際大会や国内選考会に向けた競争の激しさを予感させます。中国競泳陣の層の厚さが改めて示された今回の春季選手権は、2025年シーズンの行方を占う重要な指標の一つとなりそうです。
Reference(s):
Zhang Zhanshuo dominates National Spring Swimming Championships
cgtn.com








