北京Zhihua Templeで100年ナシが満開 古寺が人気花見スポットに
中国・北京のZhihua Templeで、樹齢100年を超える2本のナシの木が最近いっせいに開花し、雪のように白い花を目当てに多くの人が訪れています。歴史ある寺院建築と古木がつくる特別な景色が、首都・北京でも屈指の花見スポットとして注目を集めています。
北京市の人気花見スポット、Zhihua Templeとは
北京市内にあるZhihua Templeは、長い年月を感じさせる寺院建築と、境内に立つ古いナシの木が特徴の寺院です。とくに2本のナシの木は樹齢100年を超え、高さも10メートル以上に達しています。枝を大きく広げた姿は、まるで巨大な傘のように中庭を覆い、訪れる人たちを迎えます。
こうした景色が評価され、Zhihua Templeは長年にわたって、北京の中でも人気の花見スポットとして知られるようになってきました。2025年現在も、花の季節になると人々が集まり、静かな寺院の中庭はにぎわいを見せています。
10メートル超のナシがつくる「白い天井」
ナシの花が咲きそろうと、境内の雰囲気は一変します。無数の小さな白い花が枝いっぱいに咲き、視界を埋め尽くす光景は、雪のような白さという表現がぴったりです。中庭の多くの部分がナシの枝で覆われるため、見上げると白い花の天井に包まれているような感覚になります。
訪れた人たちは足を止めて空を見上げ、しばらくその場に立ち尽くして花を眺める姿も見られます。白い花びらが風に揺れるたびに、古い寺院の静けさの中に柔らかな動きが生まれ、ゆったりとした時間が流れます。
なぜここまで人を惹きつけるのか
古い建築と花のコントラスト
Zhihua Templeの魅力は、ナシの花そのものの美しさだけでなく、独特の古い寺院建築との組み合わせにあります。歴史を感じさせる建物と、生命力あふれる白い花。その対比が、写真や動画に収めたくなるような場面を次々と生み出しています。
スマートフォンで撮影した写真をその場でSNSに投稿できる今、こうした「映える」景色は、北京に暮らす人たちだけでなく、各地から訪れる人にも広く共有されています。Zhihua Templeは、花と建築の両方を楽しめる場所として、年々存在感を高めてきました。
首都の中の身近な「癒やし」
大都市・北京では、日常生活のなかでゆっくり花を楽しめる場所は貴重です。Zhihua Templeの中庭で、樹齢100年を超えるナシの木の下から白い花を見上げていると、街の喧騒から少し距離を置き、静かな時間を過ごすことができます。
多くの人にとって、この場所は「特別な観光地」というだけでなく、身近な癒やしの空間にもなっているといえそうです。季節の移ろいを感じながら過ごすひとときが、忙しい日常の中で気持ちをリセットするきっかけになっています。
訪れるなら、こんな楽しみ方も
Zhihua Templeでナシの花を楽しむときは、同じ中庭でも立つ場所を少し変えるだけで、見える景色が大きく変わります。短い滞在時間でも、視点を工夫すると印象に残る体験になりやすくなります。
- 中庭の中央付近から見上げて、2本のナシの枝がどれほど広がっているかを体感する。
- 寺院建築の柱や屋根越しに白い花を眺め、古い建物とのコントラストを楽しむ。
- 境内の少し離れた場所から全体を眺め、ナシの木が中庭を大きく覆っている様子を確かめる。
ただし、寺院は祈りや静かな時間を大切にする場所でもあります。写真撮影や会話を楽しむときも、周囲の人や寺院の雰囲気に配慮しながら、穏やかに過ごしたいところです。
SNSで広がる北京の花見体験
Zhihua Templeでの花見は、きれいな景色を見るだけでなく、SNSを通じて共有される体験にもなっています。ナシの白い花と古い寺院建築が重なった一枚は、XやInstagram、ショート動画などでも紹介しやすく、オンライン上での会話のきっかけになります。
2025年現在、こうしたスポットをきっかけに北京の街や文化に関心を持つ人も増えていきそうです。日本から画面越しにその様子を眺める読者にとっても、ニュースの向こう側にある日常の姿を身近に感じる手がかりになるかもしれません。
Reference(s):
Zhihua Temple ranks high among Beijing's top flower viewing spots
cgtn.com








