中国の王毅外相がロシア公式訪問へ 3月31日から4月2日まで
中国の王毅外相がロシア公式訪問へ 中露関係をめぐる国際ニュース
中国の王毅国務委員兼外相が、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の招きで、3月31日から4月2日にかけてロシアを公式訪問する予定です。中国外務省の発表によれば、この訪問は「新時代の包括的戦略協力パートナー」である中国とロシアの関係を一段と深める動きとして位置づけられています。
3月31日〜4月2日にロシアを公式訪問
中国外務省の報道官によると、王毅外相は3月31日から4月2日までロシアを公式訪問し、ロシアの指導部と会談するとともに、ラブロフ外相と協議を行う予定です。この訪問は、ロシア側の招待によるもので、両国の外相が直接向き合って対話を深める機会となります。
中国側は、この公式訪問をきっかけに、両国首脳がこれまでに達成してきた重要な共通認識を具体的に実行に移していく考えを示しています。また、中国とロシアの関係の今後や、国際・地域情勢に関する共通の関心事について、踏み込んだ意見交換を行う方針です。
「新時代の包括的戦略協力パートナー」としての中露関係
外務省の報道官・郭家坤氏は、中国とロシアは「新時代の包括的戦略協力パートナー」であり、両国は首脳同士の戦略的な指導のもとで関係を発展させてきたと強調しました。
郭氏によれば、中国とロシアは次のような方針を掲げています。
- 永続的な善隣友好
- 包括的な戦略協調
- 互恵的でウィンウィンの協力
さらに、両国は「背中合わせの戦略協調」を一層深め、さまざまな分野での実務協力を拡大していると説明しました。中国側は、こうした取り組みが互いの発展と振興に寄与するとともに、国際関係をめぐる基本的なルールや原則を守るうえでも重要な役割を果たしていると評価しています。
訪問を通じて中国が目指すもの
郭報道官は、今回のロシア訪問について、中国側はこれを「機会」と捉え、次の点に力を入れていくと述べています。
- 両国首脳が達成した重要な共通認識の具体的な実行
- 中国とロシアの関係の今後の方向性に関する深い対話
- 国際および地域情勢に関する共通の関心事項についての意見交換
こうした方針からは、中国がロシアとの協力を重視しつつ、両国の関係を広い国際的な文脈の中で位置づけようとしている姿勢がうかがえます。
国際ニュースとしての意味合い
国際社会の動きが複雑さを増すなかで、大国同士の関係や対話のあり方は、多くの国や地域にとって関心の高いテーマです。今回の王毅外相のロシア公式訪問は、次のような点で注目されています。
- 中国とロシアの戦略的な連携がどの程度まで深まるのか
- 両国外相の協議が、国際問題や地域情勢の議論にどうつながるのか
- 「国際関係の基本原則」をどのように位置づけ、発信していくのか
今回の動きは、国際秩序や各国の外交戦略を考えるうえで、一つの重要な手がかりとなりそうです。日本語で国際ニュースを追いかけたい読者にとっても、中国外交とロシアとの関係の方向性を考えるきっかけになるでしょう。
Reference(s):
Chinese Foreign Minister Wang Yi to pay official visit to Russia
cgtn.com








