ツール・ド・海南第4ステージ:ゲイトが勝利、ツァレンコは黄ジャージ維持
自転車ロードレース第16回ツール・ド・海南の第4ステージが中国南部の海南省で行われ、XDSアスタナチームのアーロン・ゲイト(Aaron Gate)選手が残り800メートルからのロングスプリントを決めてステージ優勝しました。一方、総合首位を示す黄ジャージはキリロ・ツァレンコ(Kyrylo Tsarenko)選手が守り、争いは次のステージへと持ち越されています。
山岳とスプリントが詰まった190.8キロ
第4ステージは、海南省の保亭(Baoting)をスタートし、東方市(Dongfang)でフィニッシュする全長190.8キロのコースでした。コース上には4つの山岳ポイントと2つのスプリントポイントが設定され、集団の動きや逃げグループの駆け引きが生まれやすいレイアウトとなっていました。
残り800メートル、ゲイトが勝負を決める
レースのクライマックスはゴール直前でした。フィニッシュまで約800メートルの地点で、ゲイト選手がスプリントを開始。そのまま先頭を譲らず、タイム4時間9分31秒でフィニッシュラインを最初に通過しました。
2位には成都DYCサイクリングチームのペトル・リクノフ(Petr Rikunov)選手、3位にはHuansheng-Vonoa-Taishan Sport Teamのルイス・カルロス・チア・ベルムデス(Luis Carlos Chia Bermudez)選手が入りました。ベルムデス選手はこの結果により、スプリント賞を示すグリーンジャージを確保しています。
各賞ジャージの行方
この日のステージを終えた時点で、主要なジャージの着用者は次のようになっています。
- 総合成績トップの黄ジャージ:キリロ・ツァレンコ(Kyrylo Tsarenko、Solution Tech Vini Fantini)
- ポイント賞のグリーンジャージ:ルイス・カルロス・チア・ベルムデス(Luis Carlos Chia Bermudez、Huansheng-Vonoa-Taishan Sport Team)
- 山岳賞の水玉ジャージ:ニルス・シンチェック(Nils Sinchek、Parkhotel Valkenburg)
自転車ロードレースのステージレースでは、ステージ優勝だけでなく、累計タイムやスプリントポイント、山岳ポイントなど、複数の視点から選手の強さが測られます。今回の結果は、それぞれの賞をめぐる争いの構図をよりはっきりさせるものとなりました。
ツァレンコは黄ジャージを死守
総合成績で首位に立つツァレンコ選手は、この第4ステージでも大きく順位を崩すことなく走り切り、黄ジャージを維持しました。今後のステージでも、山岳や横風区間などでライバルたちからの攻撃を受けることが予想されますが、安定した走りが求められます。
アジアのステージレースを見る視点
ツール・ド・海南のようなステージレースは、一日の勝敗だけでなく、数日にわたる積み重ねでドラマが生まれるのが特徴です。どの選手がどのジャージを狙うのか、チームは誰をエースに据えるのかといった戦略が、レースをより立体的に見せてくれます。
アジアで開催される国際自転車レースの動きを追うことは、スポーツとしての自転車だけでなく、地域の経済や観光、環境への関心を広げるきっかけにもなります。結果の数字だけでなく、その背景にあるストーリーにも目を向けてみると、ニュースの見え方が少し変わってくるかもしれません。
Reference(s):
Gate wins fourth stage at Tour of Hainan, Tsarenko keeps yellow jersey
cgtn.com








