中国各地でまれな強風と砂嵐 週末にかけて気象当局が警報
中国の気象当局は木曜日、全国的な天候の乱れに備え、強風に対する黄色警報と砂嵐に対する青色警報を出しました。北部のまれな持続的強風から南部の激しいひょう、北西部の砂嵐まで、先週末にかけて広い範囲での影響が警告されていました。
何が発表されたのか
国家気象センター(NMC)によると、接近する寒冷前線の影響で、先週金曜日から日曜日にかけて中国北部ではまれなレベルの持続的な強風が予想されていました。同じ期間に、南部では激しいひょうを伴う嵐、北西部と北部の内モンゴル自治区では砂嵐が発生するおそれがあるとされました。これらの警報は、中国本土の広い地域で気象による大きな乱れが生じる可能性を見込んだものです。
影響が懸念される地域
NMCが示した主な影響地域は次の通りです。
- 北部地域:まれなレベルの持続的な強風
- 南部地域:激しいひょうを伴う嵐
- 北西部と内モンゴル自治区:砂嵐
こうした現象が同時期に複数の地域で重なることで、農業や交通、防災対応などへの負荷が高まるおそれがあります。
首都・北京も厳重警戒
首都・北京でも、先週水曜日の夜遅くに気象当局が警報を出し、先週金曜の午後から日曜日にかけて、極端な強風と気温の低下に注意するよう市民に呼びかけていました。特に山間部では、秒速37〜41.4メートルに達する突風が吹くおそれがあるとされ、その背景にはモンゴルから南東方向へ移動する強い寒冷渦の存在が指摘されています。
市民がとるべき備え
今回のように、強風や砂嵐、ひょうといった現象が重なると、外出や移動の安全確保がより重要になります。警報が出ている地域では、次のような基本的な備えが有効だと考えられます。
- ベランダや屋外に置いている物を片付けたり固定したりして、飛ばされないようにする
- 不要不急の外出を控え、やむを得ず外に出る場合は、看板や樹木など落下物・飛来物に注意する
- 砂嵐が予想される地域では、可能な限り屋内で過ごし、外出時はマスクなどで口や鼻、目を保護する
- 激しいひょうが見込まれる南部では、車やバイクを屋根のある場所に移動させるなどして被害を減らす
- 鉄道や航空便などの交通機関に遅れや運休が出る可能性を念頭に置き、最新の運行情報を確認する
なぜこのニュースを押さえておきたいのか
中国本土の広い範囲で起きた今回の気象警報は、一つの国のニュースにとどまらず、国際的にも無視できない動きです。世界有数の経済規模を持つ中国で極端な天候が続けば、国際物流やビジネススケジュールにも影響が及ぶ可能性があります。日本からニュースを追う私たちにとっても、中国の気象や防災の動きは、アジア全体のリスクを考えるうえで重要な手がかりと言えるでしょう。
スマートフォンでニュースやSNSをチェックする時間の合間に、こうした国際ニュースを日本語で押さえておくことで、家族や職場、オンラインコミュニティでの会話のきっかけにもなります。今回の中国の強風・砂嵐警報の動きを、引き続き冷静にフォローしていきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








