ツアー・オブ・海南第5ステージはサルビー優勝 総合はツァレンコが制覇
2025年に開催された自転車ロードレースの国際大会、ツアー・オブ・海南(第16回大会)が金曜日、中国南部・海南省三亜市で閉幕しました。最終の第5ステージを制したのはリーニン・スター所属のアレクサンダー・サルビー選手で、個人総合成績ではソリューション・テック・ヴィーニ・ファンティーニのキリロ・ツァレンコ選手がタイトルを手にしました。
ツアー・オブ・海南最終日 第5ステージの概要
今年のツアー・オブ・海南第5ステージは、大会の最終区間として行われました。コースは海南省西部の東方市をスタートし、楽東を経由して南端のリゾート都市・三亜まで走る全長182.8キロのロングステージでした。
- スタート:東方
- 中間ポイント:楽東
- フィニッシュ:三亜
- 距離:182.8キロ
ゴール前スプリントでサルビーが約束の勝利
レースはゴール前のスプリント勝負にもつれ込み、サルビー選手が終盤で先頭に躍り出てステージ優勝をつかみました。フィニッシュタイムは4時間18分03秒。レース後、サルビー選手はこのステージでの勝利を恋人に「必ず勝つ」と約束していたことを明かし、その有言実行ぶりが話題となりました。
平坦基調の長いステージを走り切ったうえでのスプリント勝利は、高い集中力とチームワークが求められます。数字だけでは見えにくい背景のストーリーが、国際レースを見る面白さの一つだと言えます。
黄色いジャージを守り切ったツァレンコ
一方、個人総合成績(ゼネラル・クラシフィケーション)では、ソリューション・テック・ヴィーニ・ファンティーニ所属のキリロ・ツァレンコ選手が、リーダーの証しである黄色いジャージを最終日まで守り抜き、総合チャンピオンに輝きました。
ステージごとの着順をポイントではなく累積タイムで争う個人総合は、山岳、平坦、風向きなど、日ごとに条件が変わる中で安定した走りが求められます。最終日まで黄色いジャージを着続けることは、スプリント勝利とはまた違う「総合力」の証しです。
ツアー・オブ・海南とはどんなレースか
ツアー・オブ・海南は、第16回を迎えたステージ制の自転車ロードレースで、海南省内の都市を結ぶコース設定が特徴です。アジアで開催される国際ロードレースの一つとして、選手にとってはシーズンの貴重な実戦の場となっています。
複数日にわたって行われるステージレースでは、1日の勝ち負けだけでなく、回復力や戦略、チームとしての連携も重要になります。今回の大会では、最終ステージを制したサルビー選手と、黄色いジャージを守り切ったツァレンコ選手という、異なるタイプの「勝者」が生まれました。
国際ロードレースを日本語ニュースで追う意味
自転車ロードレースはルールや専門用語が多いスポーツですが、ポイントを押さえればニュースだけでも十分楽しむことができます。
- ステージ優勝:その日一番速くゴールした選手
- 個人総合優勝:全ステージの合計タイムが最も少ない選手
- 黄色いジャージ:個人総合首位の選手が着用
こうした基本を知っておくと、短い国際ニュースでもレースの構図が見えやすくなります。アジアで行われるツアー・オブ・海南のような大会は、日本からも時差の少ない地域で開かれることもあり、結果やハイライトをオンラインで追いやすい存在です。
サルビー選手の「約束の勝利」とツァレンコ選手の総合制覇は、2025年のロードレースシーズンを語るうえで、アジア発の印象的なトピックのひとつになりそうです。
Reference(s):
Salby wins 5th stage at Tour of Hainan, Tsarenko claims overall title
cgtn.com








