中国スーパーリーグ 山東泰山が深圳に4-0快勝し首位浮上
中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)の最新節で、山東泰山がホームの済南(山東省東部)で深圳を4-0で下し、今季4勝目を挙げました。開幕6試合で勝ち点13とし、リーグ首位に立った形です。前半だけで4得点を奪った一戦は、国際サッカーニュースとしても注目されています。
山東泰山、前半26分で4ゴールの圧勝劇
試合は立ち上がりから山東が主導権を握りました。最初のゴールは前半4分。ギリェルメ・マドルガが江治平からボールを奪うと、ゼカがバレリ・カザイシュビリへパス。カザイシュビリがゴール右上隅へカーブをかけたシュートを突き刺し、山東が早々に1-0とリードしました。
その2分後の6分には、左サイドのペナルティエリア際で劉洋がファウルを受け、山東がフリーキックを獲得。李元のシュートはワンバウンドしてゴールへ吸い込まれ、深圳の守護神・紀嘉宝は反応できず。スコアはあっという間に2-0となりました。
22分には3点目。黄政宇、マドルガ、クライザンと素早くパスをつなぎ、エリア内で再びゼカがボールを受けて冷静にフィニッシュ。山東の攻撃陣が、相手守備陣を完全に崩し切った形でした。
さらに30分には、とどめの4点目。カザイシュビリがドリブルでエリア付近まで運び、複数のディフェンダーを引きつけてからクライザンへラストパス。ブラジル人FWのクライザンがボレーシュートを叩き込み、今季3点目となるゴールをマークしました。
この時点で前半はまだ半ばでしたが、スコアは4-0。山東は後半も試合をコントロールし、大きな波乱なく勝利を収めています。
勝ち点13で首位に浮上、攻撃陣が好調
この勝利で山東泰山は今季4勝目。開幕から6試合で勝ち点13とし、中国スーパーリーグの首位に浮上しました。攻撃陣の連係が特に光っており、カザイシュビリ、ゼカ、クライザンに加え、中盤のマドルガも含めた前線の連動性が、結果に直結している印象です。
前半のうちに試合を決めてしまうだけの破壊力は、今後の優勝争いを占ううえでも重要な材料となりそうです。守備面でも無失点に抑えており、ホームでの安定感が順位表にも反映されています。
同日の試合 長春亜泰がメイジョウ・ハッカを3-1で下し今季初勝利
同じ日に行われたもう一試合では、長春亜泰が広東省梅州でメイジョウ・ハッカに3-1で勝利し、今季初勝利を挙げました。こちらも立ち上がりから長春が優位に試合を進めています。
5分、オヒ・オモイジュアンフォがロベルト・ベリッチのアシストから先制点を決め、長春が1-0とリード。38分には、再びベリッチが起点となり、タン・ロンが追加点を決めて2-0としました。
後半に入った58分、メイジョウのカメルーン人MFジェローム・ムベケリが、長春のGK呉亜科を踏みつける形となり、一発退場のレッドカード。数的不利に陥ったメイジョウは苦しい展開を強いられます。
87分には徐越が長春に3点目をもたらし、試合はほぼ決着。後半アディショナルタイム最終盤に、吉聖攀がメイジョウの一矢を報いるゴールを決めましたが、反撃はそこまででした。
東アジアサッカー勢力図の中で見る中国スーパーリーグ
今回の結果で、山東泰山は首位を確保し、長春亜泰はシーズン巻き返しへの足がかりをつかみました。日本や韓国、さらには東アジア全体のサッカーの勢力図を考えるうえでも、中国スーパーリーグの動きは無視できません。
攻撃的な試合運びや外国籍選手の活躍は、今後の国際大会やクラブ間対戦にもつながっていきます。日本のファンにとっても、アジアのライバルリーグを継続的にウォッチすることで、新たな視点や議論のきっかけが生まれてきそうです。
Reference(s):
Shandong thrash Shenzhen, rise to top of Chinese Super League
cgtn.com








