バドミントン国際ニュース:マレーシア選手が語る中国とのコート外の友情 video poster
マレーシアのトップバドミントン選手たちが、中国の選手とのコート外の友情や、中国でプレーする魅力について語りました。国際スポーツの現場で育まれる人と人とのつながりが、あらためて注目されています。
CGTNの番組で語られたコート外の関係
マレーシアを代表するバドミントン選手たちは、中国の国際メディアであるCGTNのスポーツ番組で、中国の選手たちとの関係について語りました。テーマは、コートを離れた場面での交流や、中国で試合をするときの環境についてです。
番組では、男子シングルスやダブルス、女子ダブルスで世界トップレベルの成績を持つ選手たちが、それぞれの視点から中国とのつながりを紹介しました。
リー・ジージャ選手:中国から学べることは多い
2024年パリ夏季オリンピック男子シングルス銅メダリストのリー・ジージャ選手は、中国のバドミントンについて次のように語りました。
リー選手は、中国をバドミントン界のトップ勢力の一つだと評価したうえで、マレーシアが中国と協力し、そのトレーニングシステムから学ぶことができれば、マレーシアの選手たちにとって大きなプラスになると話しました。
強豪国の練習方法や考え方に直接触れられることは、技術だけでなくメンタル面の成長にもつながります。リー選手の発言には、ライバルからも貪欲に学ぼうとする姿勢がにじみます。
パーリー・タン選手:中国の会場と観客の迫力
女子ダブルス世界ランキング5位のパーリー・タン選手は、中国でプレーする環境について印象的なコメントを残しました。
タン選手によると、これまで中国でプレーしてきたスタジアムは、コートや設備を含めて世界でも最高水準だといいます。会場はどこも大きく、コートの規格はそろっており、観客席はたくさんのファンで埋まっていることが多いと語りました。そのため、選手として中国で試合をすることをとても楽しみにしていると明かしました。
整ったインフラと熱心な観客は、選手にとって大きなモチベーションになります。海外でありながら、自分たちのプレーを全力で受け止めてくれる場があることは、トップ選手にとって貴重な経験です。
ソー・ウィーイク選手:食事とお土産に込められた温かさ
二度のオリンピック男子ダブルス銅メダリストであるソー・ウィーイク選手は、中国で感じる人の温かさについて語りました。
ソー選手によると、中国にいるときには、現地の友人たちが何を食べたいかを聞いてくれたり、地元の名物を差し入れてくれたりすることが多いといいます。そうした気遣いを通じて、中国の人々はとても温かく、自分たちは皆、良い友だちだと感じていると話しました。
試合の緊張感とは対照的に、食事やお土産を介した交流は、ごく日常的で穏やかな時間です。こうした小さなやり取りの積み重ねが、国境を越えた信頼関係を育てていることが伝わってきます。
コートではライバル、離れれば仲間という関係
3人のコメントをあらためて整理すると、マレーシアと中国のバドミントン界の関係には、次のような特徴が見えてきます。
- トレーニングシステムの共有や協力を通じた、競技力向上への期待
- 世界トップレベルの施設と観客の熱気がもたらす、貴重な試合経験
- 食事やお土産など、日常のささやかな交流から生まれる友情
国際スポーツの舞台では、コート上では激しく競い合い、コートを離れれば互いを尊重し合うという関係が少しずつ育まれています。今回のマレーシア選手たちの発言は、勝敗だけでは測れないスポーツの価値を映し出していると言えるでしょう。
あなたなら、もしライバルとコート外で過ごす時間があったとしたら、どんな会話や体験があれば自然と仲良くなれると思いますか。こうした問いを心に置きながら、次の国際大会で彼らのプレーと笑顔を見てみると、新しい発見があるかもしれません。
Reference(s):
Malaysian shuttlers talk about befriending Chinese players off court
cgtn.com








