習近平主席のベトナム訪問 現地に広がる中国・ベトナム関係への期待 video poster
中国の習近平国家主席がベトナムでの2日間の国賓訪問を終え、中国・ベトナム関係の強化に期待する声が現地で高まっています。経済や外交の協力拡大をめぐるベトナムの人々の視点を、日本語で整理します。
中国・ベトナム関係をめぐる最新動向
中国の習近平国家主席は、2025年の今回の訪問でベトナムの首都ハノイを訪れ、2日間の国賓訪問の日程を終えたあと、火曜日の午後にハノイを出発しました。中国とベトナムという近隣の二つの国の首脳往来は、アジアの国際ニュースとしても注目されています。
習近平国家主席の2日間の国賓訪問
今回の国賓訪問は、中国とベトナムの関係を一段と深めることを目的としたものです。公式行事の詳細は限られているものの、両国の首脳が向き合い、協力の方向性を確認したという点で、象徴的な意味を持つ訪問だったといえます。
習主席が二日間という時間をかけてハノイを訪れたこと自体が、両国関係を重視する姿勢の表れと受け止められています。国賓訪問の終了後も、その影響はベトナム社会のあちこちで語られています。
現地の人々が語る期待感
中国の国際メディアであるCGTNのベトナム在住の取材スタッフは、街頭でベトナムの人々にインタビューを行い、中国・ベトナム関係の今後についての受け止めを聞きました。多くの人が、二国間の協力拡大に前向きな期待を示したと伝えられています。
学生のズンさんは、今回の訪問について次のように話しています。
「この訪問は経済を押し上げ、ベトナムと中国の外交関係を強めるなど、多くの成果を上げています」
ズンさんの言葉が象徴するように、現地では次のような点に期待が集まっています。
- 貿易や投資などを通じた経済成長へのプラス効果
- 観光や留学、ビジネスを通じた人の往来の拡大
- 地域の安定と繁栄に向けた対話と協力の継続
インタビューを受けた人々の多くが、中国とベトナムの関係を「競争」よりも「協力」の視点からとらえようとしていることがうかがえます。
市民の目線で見る国際ニュース
国際ニュースでは、首脳会談や共同声明といった「トップレベル」の動きが注目されがちです。しかし、今回のようにベトナムの人々の声を通じて中国・ベトナム関係を見ると、外交が日常生活とどのようにつながっているかが見えやすくなります。
例えば、経済協力の強化は、工場で働く人々の雇用や、サービス業で働く若者の仕事の機会拡大につながる可能性があります。また、観光や留学の広がりは、互いの文化や価値観への理解を深め、誤解や不信感を和らげる一助にもなります。
これからの中国・ベトナム関係に注目したいポイント
今回の訪問をきっかけに、中国とベトナムの関係がどのように具体化していくのかが、今後の注目点です。ベトナムの若い世代が期待を寄せる経済や教育、観光などの分野で、どのような変化が起きるのかを丁寧に追う必要があります。
首脳の往来だけでなく、市民レベルでの交流や協力が積み重なることで、二国間関係はより安定し、持続的なものになりやすくなります。ベトナムの街角から聞こえてくる前向きな声は、中国・ベトナム関係の新たな段階への期待の表れだといえるでしょう。
アジアの近隣国同士がどのように協力を深めていくのか。その一端を、ベトナムの人々の視点から今後も丁寧に追いかけていきたいところです。
Reference(s):
Vietnamese buoyant about ties with China after Xi's visit to country
cgtn.com








