中国女子バスケ28人発表 FIBA女子アジアカップへ強化ロスター
中国女子バスケットボール代表が、FIBA女子アジアカップに向けた28人の強化ロスターを発表しました。2024-25シーズンの国内リーグ終了後に組まれたこのメンバーは、2025年夏のアジアカップだけでなく、2028年ロサンゼルス五輪まで見据えた顔ぶれとなっています。
28人ロスターの骨格 WCBAファイナリスト勢が中心
中国バスケットボール協会(CBA)は、女子代表チームの28人ロスターを公表し、トルコリーグでプレーするセンターのLi Yueruも名を連ねました。海外で経験を積むインサイドの要が、代表の軸の一人として期待されています。
最近終了した2024-25シーズンの女子中国バスケットボールリーグ(WCBA)では、DongguanとSichuanがファイナルで対戦しましたが、その両チームから計8人が選出されています。
- Dongguan:Huang Sijing/Yang Liwei/Yang Shuyu/Chen Mingling
- Sichuan:Han Xu/Li Meng/Wang Siyu/Jia Saiqi
このほか、Pan Zhenqi、Li Yuan、Zhang Ruといった代表経験のある選手に加え、若手有望株とされるZhang Ziyuもリスト入りしました。ベテランと次世代を組み合わせた構成で、中長期的なチームづくりを志向していることがうかがえます。
アジアカップとロサンゼルス五輪2028を同時に見据える
代表チームを率いるGong Lumingヘッドコーチは、このロスターについて、国内大会で頭角を現した選手に加え、2028年ロサンゼルス五輪を視野に入れた人選であると説明しています。
Gongヘッドコーチは「代表候補には優れた選手を幅広く招きたい。トレーニングを通じて、主要な国際大会に出場する最適なメンバーを選びたい」と述べ、開かれた選考方針と競争の重要性を強調しました。
中国女子代表のアジアカップでの目標は明確です。開催地の深セン(広東省)で行われるFIBA女子アジアカップで、タイトル獲得を目指すとしています。国際ニュースとしても、アジアの女子バスケットボールの勢力図に影響を与えうる大会となります。
合宿スケジュール:昆明から北京、そして深センへ
代表チームは、アジアカップ本番までの詳細な強化スケジュールも示していました。
- 4月20日〜5月18日:雲南省の省都・昆明でトレーニングキャンプ
- 5月19日〜6月10日:北京に拠点を移して第2段階の合宿
- 6月上旬〜7月上旬:計6試合のウォームアップゲームを予定
- 7月10日:大会開催地の広東省深セン入り
FIBA女子アジアカップは、深センで7月13日から20日まで開催される日程で組まれており、代表チームは大会直前まで国内で強化を重ねる計画でした。標高の高い昆明でのフィジカルトレーニングから、北京での戦術面の練り上げ、そして開催地での最終調整という流れで、大会に向けた準備を積み上げていく狙いが見て取れます。
注目ポイント:ホーム開催と世代交代の行方
今回のロスターと強化計画からは、いくつかのポイントが浮かび上がります。
- ホーム開催のプレッシャーと期待:深センでのアジアカップは、地の利を生かせる一方、優勝を求める声も大きくなります。
- 国内リーグとの連動:WCBAファイナリストから多くの選手が選ばれており、国内で結果を出した選手を重視する方針がはっきり出ています。
- ロサンゼルス五輪2028への布石:現時点の戦力だけでなく、若手のZhang Ziyuらを含めた「数年後」を見据えたチームづくりが進んでいます。
読む側への問い:代表強化は何を目指すべきか
今回の中国女子代表の動きは、単なる大会前のメンバー発表にとどまらず、「国内リーグの成果をどう国際舞台につなげるか」「短期の結果と長期の育成をどう両立させるか」という、スポーツ強化全体に通じるテーマを投げかけています。
日本を含むアジア各国・地域にとっても、こうした強化の在り方は参考になる部分が多いといえます。FIBA女子アジアカップという国際大会を通じて、アジアの女子バスケットボールがどのように進化していくのか。その流れを追ううえで、中国女子代表のロスターづくりと準備過程は、今後も注目すべき素材になりそうです。
Reference(s):
China's roster for basketball Women's Asia Cup training camp released
cgtn.com








