CBAプレーオフ準々決勝 山西が広東に42点大勝で先勝
中国バスケットボール協会(CBA)プレーオフ準々決勝の第1戦が現地時間の月曜日、中国北部・山西省太原市で行われ、ホームの山西ロングズが広東サザンタイガースを123-81で下しました。42点差という大勝で、山西がシリーズの先手を取りました。
序盤は接戦も、第1クォーター終盤から山西ペースに
試合は立ち上がりこそ互いに譲らず、スコアは12-12と並ぶ展開でした。しかしここから、山西のブランドン・グッドウィンとトレイ・ケル三世が連続6得点を挙げて主導権を奪います。第1クォーター終盤に広東のトロイ・ギレンウォーターがフローターで追い上げる場面もありましたが、スコアは31-27と山西がわずかにリードして最初の10分を終えました。
山西は7人が2桁得点 ベンチからも4人が躍動
この日の山西は、先発とベンチを問わず多くの選手が得点に絡んだことが特徴的でした。チームは7人が2桁得点を記録し、そのうち4人はベンチメンバーです。グッドウィンはフィールドゴール13本中9本成功と高確率で25得点のチーム最多。レギュラーシーズン終盤に加入したトレイ・ケル三世も18得点に5アシストと攻撃を自在に操りました。
第2クォーターでは、リウ・チュアンシンもグッドウィン、ケル三世に加わりリードを40-32まで拡大。その後、ケル三世が3ポイントシュートのファウルを誘ってフリースロー3本をすべて沈め、続けてジャンパーも決めて49-39と2桁差に持ち込みます。中距離からのシュートが面白いように決まり、前半終了時には69-52と山西が大きく抜け出しました。
広東はシュートが決まらず 20ターンオーバーも響く
一方の広東は、シュート精度とボール運びの両面で苦しい内容となりました。チームは74本のシュートのうち45本を外し、さらに20個のターンオーバーを記録。2桁得点に達したのは3人のみで、いずれも20得点には届きませんでした。
先発ではシュ・ジェが唯一の2桁で14得点を挙げましたが、13本ものフィールドゴールを要しました。ベンチからはギレンウォーターが19得点、シュ・シンが11得点と健闘したものの、チーム全体として攻撃のリズムを取り戻すには至りませんでした。第2クォーター終盤にはダリアス・ベイズリーやシュ・ジェがリングへ積極的にアタックしましたが、前半を通じて山西の勢いを止めることはできませんでした。
インサイド攻略で勝負あり 第3クォーターで完全に決着
後半に入ると、山西はペイントエリア(ゴール下付近)での攻撃を強めます。ハミドゥ・ディアロとイブラヒマ・フォール・ファイエがインサイドで存在感を発揮し、広東の守備を押し込みました。グッドウィンがフリースローを2本沈めた時点でスコアは82-62となり、点差はすでに20に到達します。
広東はシュ・ジェとドゥ・ルンワンの3ポイントで反撃を試みましたが、それもグッドウィンとケル三世のジャンパーで冷静に返されました。第3クォーター終了時点でスコアは91-67。勝敗の大勢はこの時点でほぼ決まり、第4クォーターでは山西がリードを保ったまま最終的に123-81で試合を締めくくりました。
シリーズ第2戦の焦点:広東はどう立て直すか
この結果、CBAプレーオフ準々決勝シリーズは山西が1勝リードして水曜日の第2戦を迎えます。会場は第1戦と同じ山西省太原市です。
第2戦に向けた注目ポイントを整理すると、次のようになります。
- 広東はターンオーバーをどこまで減らせるか
- 広東がインサイドの守備を立て直し、失点を抑えられるか
- 山西は7人が2桁得点したバランスの良い攻撃を再現できるか
- グッドウィンとケル三世のバックコートコンビが、再び試合のテンポをコントロールできるか
42点差というスコアだけを見れば山西の一方的な試合展開にも映りますが、プレーオフシリーズでは1試合ごとに流れが変わることも少なくありません。広東が修正力を発揮して巻き返すのか、それとも山西が勢いのまま準決勝進出へ王手をかけるのか。水曜日の一戦は、CBAプレーオフの今後を占う重要なゲームになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








