習近平氏、カンボジア王太后を友好勲章に値すると評価 中国・カンボジアの絆を強調
中国の習近平国家主席がカンボジアの王太后と会談し、友好勲章に値するとたたえながら、中国・カンボジア関係の「鉄の友情」を改めて強調しました。
中国とカンボジアの友情を象徴する会談
中国の習近平国家主席は木曜日、カンボジアの現国王の母であるノロドム・モニニヤット・シハヌーク王太后と、カンボジアの王宮で会談しました。習主席は王太后について、中国とカンボジアの友情の「証人」であると同時に、その関係を育んできた「促進者」だと評価しました。
王太后は現在の国王の母であり、長年にわたり両国の交流の場に立ち会ってきた人物です。今回の会談では、その歩みが改めて国際ニュースとしてクローズアップされた形です。
友誼勲章に「ふさわしい」存在と評価
習主席は会談の中で、王太后の中国への特別な親しみを強調し、中華人民共和国の友誼勲章を授与するにふさわしい人物だと述べました。この勲章は、中国との友情を象徴する重要な栄誉の一つとされています。
さらに習主席は、王太后にとって「中国は第二の家」であると語り、いつでも中国を訪れることを歓迎すると伝えました。国家トップが「第二の家」という表現を用いるのは、単なる儀礼を超えた親密さを示すメッセージと受け取ることができます。
キング・ファーザーの歴史的役割に言及
習主席はまた、カンボジアのキング・ファーザー、ノロドム・シハヌーク氏についても言及しました。シハヌーク氏は中国とカンボジアの友情を象徴する「旗じるし」のような存在だったと評価し、中国側の歴代指導者とともに、両国の「壊れることのない絆」を自ら築いたと述べました。
「私たちは、彼が残した歴史的な貢献をいつまでも記憶していく」と習主席は語り、両国関係の土台が一人の指導者ではなく、世代を超えた努力の積み重ねによって築かれてきたことを強調しました。
王太后「習主席はカンボジアの最大の友人」
これに対し、シハヌーク王太后は、習近平氏を「カンボジアにとって最も偉大な友人」だと述べました。さらに、先代の指導者たちが築いた中国・カンボジアの友情が、今も絶えず強化され、発展していることに大きな喜びを示しました。
王太后は、両国の「鉄の友情」は今後さらに深まり、「壊れることのない関係」として揺らぐことはないとの見方を示しました。中国側とカンボジア側が互いを「最大の友人」「鉄の友情」と表現し合う構図は、関係の緊密さを象徴しています。
なぜこのニュースが重要なのか
今回の会談は、一見すると儀礼的な王室訪問にも見えますが、中国・カンボジア関係の現在と今後を読み解くうえで、いくつかのポイントがあります。
- 国家間の関係を、指導者や王室といった「個人の信頼関係」で補強していること
- 先代の指導者が築いた絆を、現在の指導者が「継承し強化する」姿勢を明確に打ち出していること
- 「第二の家」「鉄の友情」といった強い言葉を用いることで、両国関係の特別さを国内外にアピールしていること
中国とカンボジアは、今後も政治・経済・文化などさまざまな分野での協力を深めていくとみられます。今回の王宮でのやり取りは、その流れを象徴的に映し出したものだといえるでしょう。
Reference(s):
Xi lauds Queen Mother for strengthening China-Cambodia bonds
cgtn.com








