中国とインドネシア、北京で初の外務・防衛閣僚会合 国交75年の節目
中国とインドネシアの外務・防衛担当閣僚が一堂に会する初の共同会合が、2025年4月21日に北京で開催されると中国外交部が発表しました。外交と安全保障を一体で議論する新たな枠組みとして、国際ニュースの現場で注目を集めています。
北京で中国・インドネシア初の外務・防衛閣僚会合
中国外交部によると、「中国・インドネシア外務・防衛閣僚共同対話(Joint Foreign and Defense Ministerial Dialogue)」の第1回閣僚会合が、2025年4月21日に北京で開かれると金曜日に発表されました。
会合では、中国側からは中国共産党中央政治局委員で外相のWang Yi氏と、国防相のDong Jun氏が共同議長を務めます。インドネシア側からは、外相のSugiono氏と国防相のSjafrie Sjamsoeddin氏が出席する予定だとしています。
中国にとっても「初」の対話メカニズム
中国外交部の報道官Lin Jian氏は定例記者会見で、この共同外務・防衛閣僚対話が「中国が外国と行う初めての枠組み」であると説明しました。単独の相手国との間で、外務と防衛を一体で協議する場を設けるのは今回が初めてだと強調しています。
Lin Jian氏は、こうした枠組みは中国とインドネシアの協力関係が戦略的であり、かつ高いレベルにあることを反映していると述べました。
また、両国の首脳は昨年の会談で、この共同外務・防衛閣僚対話の第1回会合を早期に開くことで合意していたと説明しています。
国交樹立75周年という節目
発表によると、2025年は中国とインドネシアが外交関係を樹立してから75周年にあたる年です。今回の会合は、その節目の年に位置づけられる取り組みでもあります。
中国側は、こうした記念の年に新たな対話メカニズムを活用することで、両国関係の質をさらに高め、長期的な協力の土台を強化していきたいとの姿勢を示しています。
会合で議論されるテーマ
Lin Jian氏によれば、今回の閣僚会合では、次のような議題について意見交換が行われるとしています。
- 中国とインドネシアの二国間関係
- 政治と安全保障に関する協力
- 両国の防衛協力
- 国際および地域レベルでの協力
外務と防衛の担当閣僚が同じテーブルにつくことで、外交方針と安全保障政策をあわせて議論しやすくなり、両国の相互理解や調整のスピードを高める狙いがうかがえます。
首脳の「戦略的指導」に沿って関係を深化
中国側は、両国首脳の戦略的な指導のもとで、この共同外務・防衛閣僚対話というメカニズムを積極的に活用していく姿勢を打ち出しています。
中国外交部は、インドネシアとともに対話の枠組みを生かしながら、両国の友好と相互信頼、そして戦略的な協調を、さらに高い水準へと押し上げていきたいとしています。
アジアの国際政治において存在感を持つ両国が、外交と防衛を結びつけた新たな対話をどのように発展させていくのか。今後の動きは、地域の安定や協力のあり方を考えるうえでも注目されます。
Reference(s):
Beijing to host China-Indonesia foreign, defense ministerial meeting
cgtn.com








