習近平主席、ガボン新大統領ヌゲマ氏に祝電 中国・ガボン関係を強調
中国の習近平国家主席が、ガボン共和国の新たな大統領に選出されたブリス・クロテール・オリギ・ヌゲマ氏に祝電を送り、中国とガボンの関係を一段と発展させていく考えを示しました。
習主席がヌゲマ氏の大統領選出を祝福
習近平国家主席は、このほどガボン共和国の大統領に選出されたブリス・クロテール・オリギ・ヌゲマ氏に対し、祝意を伝えるメッセージを送りました。祝電の中で習主席は、ヌゲマ氏の大統領就任を歓迎し、今後の両国関係の発展に期待を表明しています。
「伝統的な友好」と深まる政治的相互信頼
習主席はメッセージの中で、中国とガボンが「伝統的な友好関係」にあることをあらためて強調しました。そのうえで、ここ数年の中国・ガボン関係について、次の点を挙げています。
- 両国の政治的な相互信頼が引き続き深まっていること
- さまざまな分野での協力が実を結び「成果を上げている」と評価していること
- 両国が互いの核心的利益や重大な関心事項に関して、これまで一貫して支持し合ってきたこと
中国とガボンが、単に経済や外交だけでなく、互いの重要な課題を尊重し支え合う関係にあることを示した形です。
中国アフリカ協力フォーラムの「北京サミット」を契機に
習主席はさらに、中国とアフリカ諸国の協力を話し合う枠組みである中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)の北京サミットで得られた成果に言及しました。今回の祝電では、その北京サミットの成果を実行に移すことを「きっかけ」として、中国とガボンの包括的戦略協力パートナーシップを、安定的かつ持続的に成長させていく考えを示しています。
習主席は、中国・ガボン両国の関係発展を重視していることを明確にしたうえで、ヌゲマ氏と協力しながら、両国民により大きな利益をもたらしたいとの姿勢を打ち出しました。
中国・ガボン関係とアフリカ外交の流れ
今回の祝電は、中国とガボンの二国間関係の継続性と安定性をアピールするメッセージとも受け取れます。伝統的な友好関係、政治的な相互信頼、そして核心的利益での相互支持というキーワードは、中国がアフリカ諸国との関係を語る際に重視してきたポイントでもあります。
とくに、北京サミットの成果の実施を「機会」として位置づけたことは、国際情勢が変化する中でも、中国とガボンが長期的な視野で協力を進めていく方針を示したものといえます。
この記事から読み取れる3つのポイント
- 習近平国家主席が、ヌゲマ氏の大統領選出をいち早く祝福し、関係強化の意思を示したこと
- 中国とガボンが、伝統的な友好や政治的相互信頼、核心的利益での相互支持を強調していること
- 中国アフリカ協力フォーラムの北京サミットの成果をテコに、包括的戦略協力パートナーシップを着実に発展させていく姿勢が示されたこと
中国・アフリカ関係や国際ニュースに関心のある読者にとって、今回の祝電は、今後の中国とガボン、さらには中国とアフリカ諸国との協力の方向性をうかがう一つのサインといえそうです。
Reference(s):
President Xi congratulates Nguema on election as president of Gabon
cgtn.com








