CGTN「Echoes of the Wild」中国の希少野生動物を伝えるアースデイ企画
今年4月22日のアースデイ(Earth Day)に合わせて、中国の国際メディアCGTNが、中国の希少・絶滅危惧野生動物をテーマにしたインタラクティブページ「Echoes of the Wild」を公開しました。デジタル技術を活用して、生物多様性と野生動物保護への関心を高めようとする試みです。
アースデイ56周年と「地球を守る」視点
アースデイは、地球環境を守るために世界中の人々が連帯する日です。2025年の今年で56周年を迎え、気候変動や生物多様性の危機が深刻さを増す中、その意味合いはさらに重くなっています。こうした文脈の中で、中国の希少野生動物に焦点を当てたデジタル企画は、国際ニュースとしても注目されています。
CGTN「Echoes of the Wild」とは
CGTNが発表した「Echoes of the Wild」は、H5と呼ばれるインタラクティブなウェブ形式を用いた特設ページです。短い動画と高精細な写真を組み合わせ、中国各地に生息する希少・絶滅危惧種の姿を、動きとストーリーのある形で紹介します。
利用者は画面上のインタラクティブな仕掛けを通じて、野生動物の生態や表情を体感的に知ることができます。従来のテレビ番組や記事とは異なり、自分で操作しながら学ぶ「体験型コンテンツ」であることが特徴です。
見えてくるのは「生物多様性の厚み」
このページが映し出すのは、単に「珍しい動物」ではありません。絶滅の危機にある生き物たちが、それぞれの生態系の中でどのような役割を果たしているのか、中国の豊かな自然環境とともに描き出している点が重要です。
国際社会に向けたメッセージ
「Echoes of the Wild」は、国際的な視聴者に向けて、中国の生物多様性の豊かさとその保全の取り組みを紹介することを狙いとしています。国際的な発信を通じて、野生動物保護と「生態文明」のビジョンへの理解を広げようとしています。
インタラクティブなページを通じて、世界の視聴者は中国の希少野生動物に「出会い」、その存在をより身近に感じることができます。国境を越えて環境問題を共有する上で、ビジュアルとストーリーテリングは強い力を持ちます。
デジタルネイティブ世代と環境コンテンツ
スマートフォンでニュースや動画を日常的に見る世代にとって、インタラクティブな環境コンテンツは、環境問題への入口になりやすい形式です。短い時間で印象的な映像に触れ、自分のペースで情報を追いかけられるからです。
- スクロールしながら希少種の映像・写真を見る
- 直感的な操作で、興味のある動物を深掘りする
- 視覚情報から入り、そこから保護の必要性を考える
こうした設計は、SNSでの共有とも相性が良く、「この動物を初めて知った」「こんな風景があるのか」といった驚きが、次の会話や議論につながります。
私たちはこのニュースから何を考えられるか
2025年12月の今、アースデイ当日の盛り上がりは過ぎていますが、野生動物と生物多様性をどう守るかという問いは続いています。中国の希少野生動物をテーマにした今回のインタラクティブ企画は、次のような問いを私たちに投げかけています。
- デジタル技術は、環境問題への関心をどこまで広げられるのか
- 「遠い国の希少種」の物語を、自分の生活とどう結びつけて考えるか
- 国や地域を超えた環境協力の中で、私たち一人ひとりにできることは何か
ニュースをきっかけに、SNSで記事や感想をシェアしたり、身近な人と環境について話したりすることも、一つのアクションです。オンラインで世界の動きを知るからこそ、日常の小さな選択から変えていく視点が問われています。
Reference(s):
Explore China's rare wildlife with CGTN's Earth Day H5 launch
cgtn.com








