厦門ダイヤモンドリーグ開幕へ 朱亜明ら16選手が10種目に挑む
世界陸上ダイヤモンドリーグの2025年シーズン開幕戦が、中国福建省厦門市で行われます。開催地の中国からは、東京五輪男子三段跳で銀メダルを獲得した朱亜明(Zhu Yaming)選手を含む16人の「ホームアスリート」が、10種目に出場する予定です。
16人のホーム選手がダイヤモンドリーグ開幕戦に集結
今回の厦門大会は、2025年のダイヤモンドリーグ最初の大会です。主催地の中国からは合計16人の選手がエントリーしており、短距離からフィールド種目まで10種目に出場します。世界のトップ選手と同じ舞台で戦う貴重な機会となりそうです。
男子三段跳はポイント対象外でも「重要な舞台」
朱亜明選手が出場する男子三段跳は、厦門大会ではダイヤモンドリーグのポイント対象種目ではありません。それでも朱選手は、この試合を自身の復活を確かなものにする重要なステップと位置づけています。
朱選手は先月、南京で行われた世界室内選手権男子三段跳で銀メダルを獲得し、ここ2年ほど続いた不振からの復調を印象づけました。今回の厦門での試合は、その大会以来初めての実戦となります。
30歳の朱選手は、同じ中国のSu Wen選手や、ブダペスト世界選手権を制したブルキナファソのHugues Fabrice Zango選手らと競い合います。世界トップレベルの選手がそろうなかで、どこまで記録を伸ばせるかが注目されます。
東京五輪銀、オレゴン世界選手権銅からのスランプ
朱亜明選手は、4年前の東京オリンピックで銀メダル、2022年の世界選手権オレゴン大会でも銅メダルを獲得し、男子三段跳の世界トップ選手の一人として知られる存在になりました。
しかしその後の2シーズンは、思うような結果が出ない苦しい時期が続きました。そうした中で、かつてともに戦ってきたブラジル人コーチのNelio Moura氏と再びタッグを組んだことで、朱選手は再び上り調子を取り戻しつつあります。
目標は東京世界選手権と中国全運動会
朱選手が見据えるのは、今季のハイライトとなる東京での世界選手権と、中国国内の総合大会である全運動会です。厦門での試合は、その大舞台に向けてコンディションや技術を確認する重要なテストの場になります。
「17メートル30」が表彰台ライン 本人の手応えは
大会を前に、朱選手は厦門で競うことの楽しさと、現在の手応えについても語っています。
朱選手は「ダイヤモンドリーグの厦門大会で競うのは本当に好きです。練習ではいくつか調整をしましたが、まだベストの状態とは言えず、回復には時間が必要です。それでも試合になれば全力を尽くします」と話しています。
また、表彰台に上がるためには少なくとも17メートル30の跳躍が必要になると分析します。これまで数多くの大舞台を経験してきたことが、自信や試合運びの面で大きな支えになっていると強調し、「室内シーズンでつかんだ良い流れを維持し、さらに良い結果を出していきたい」と意欲を見せました。
シーズン序盤の一戦が示すもの
ダイヤモンドリーグの開幕戦は、その年の陸上シーズン全体の流れを占う重要な大会です。特にホームで戦う選手にとっては、地元の声援を受けながら自分の現在地を確かめる絶好の機会になります。
朱亜明選手の復活ストーリーと、厦門で躍動する16人のホーム選手たちのパフォーマンスは、今後の国際陸上界を考える上でも注目しておきたいポイントと言えそうです。
Reference(s):
16 home athletes to compete in 10 events at Diamond League in Xiamen
cgtn.com







