CMGと国際馬術連盟が協力覚書 メディア連携で乗馬普及へ
China Media Group(CMG)と国際馬術連盟(FEI)が木曜日、乗馬の普及と馬術競技の放送・報道での連携を深める協力覚書(MoU)を締結しました。国際スポーツとメディアが結びつくこの動きは、2025年のスポーツビジネスや国際ニュースの流れを考えるうえで注目すべき出来事です。
何が合意されたのか
今回の協力覚書では、CMGとFEIが馬術・乗馬文化の普及と、競技イベントの放送・報道に関して協力を深めることが合意されました。具体的には、視聴者にとって分かりやすく魅力的な形で馬術を伝えるコンテンツづくりや、競技イベントの中継体制の強化などが想定されます。
馬術は、国際的な競技としてだけでなく、ライフスタイルや観光とも結びつきやすいスポーツです。メディアとの連携が進むことで、これまで馴染みの薄かった層にも競技の魅力が届きやすくなると考えられます。
署名したのは誰か
覚書には、CMGの社長であり、中国共産党中央委員会宣伝部の副部長を務める慎海雄(Shen Haixiong)氏と、国際馬術連盟会長であり国際オリンピック委員会の委員でもあるインマル・デ・ボス(Ingmar De Vos)氏が署名しました。場所は北京でした。
メディアのトップと国際競技団体のトップが直接署名したことからも、両者がこのパートナーシップを戦略的な取り組みとして位置づけていることがうかがえます。
国際馬術連盟(FEI)とは
国際馬術連盟(FEI)は、1921年にパリで設立され、現在はスイスのローザンヌに本部を置いています。加盟組織は136にのぼり、世界各地の馬術団体を束ねる国際組織です。
中国馬術協会は1982年にFEIへ加盟しており、中国とFEIの関係は数十年にわたって続いてきました。今回のCMGとの覚書は、そのスポーツ面でのつながりにメディアの次元が加わる動きだと言えます。
なぜ今、メディアと馬術の連携なのか
2025年現在、スポーツとメディアの関係はこれまで以上に密接になっています。配信プラットフォームの多様化により、マイナースポーツとされてきた競技でも、魅力的な映像やストーリーを通じて観客を獲得しやすくなりました。
馬術にとっても、
- ライダーや馬の個性を伝えるドキュメンタリー的なコンテンツ
- 競技ルールや見どころを解説する初心者向け番組
- 競技イベントのライブ中継やハイライト映像
といった形で、メディアとの協力が新たなファン層の開拓につながる可能性があります。
CMGのようなメディアとFEIが組むことで、アジアを含む広い地域で馬術の露出が高まり、競技人口や関連ビジネスの拡大に波及効果をもたらすことも期待されます。
今後の注目ポイント
今回の覚書は枠組みづくりの第一歩にあたります。今後の動きを見るうえで、次のような点が注目されます。
- どの大会やシリーズが優先的に中継・報道の対象となるのか
- 若い視聴者向けに、どのようなデジタルコンテンツが企画されるのか
- 中国国内のライダーやチームの国際舞台での露出がどこまで増えるのか
- 他の競技団体とメディアとの協力にも波及していくのか
国際ニュースとして見ると、スポーツを通じた国際交流や相互理解の促進という側面も見逃せません。CMGとFEIの連携が、馬術という競技を軸に、どのような物語とつながりを生み出していくのか。今後の具体的な取り組みを追いかける価値がありそうです。
Reference(s):
cgtn.com








