バドミントン国際大会スディルマン杯、中国がアルジェリアに5-0発進
バドミントンの混合団体戦「スディルマン杯」が中国・福建省厦門市で始まり、開催国の中国がグループリーグ初戦でアルジェリアを5-0で下し、タイトル防衛に向けて好スタートを切りました。
国際ニュースとしても注目されるこの大会には、アジアや欧州、北米の代表チームが参加しており、日本語で世界のスポーツ動向を追いたい読者にとっても押さえておきたいトピックです。
スディルマン杯開幕戦、中国がアルジェリアに完勝
中国はスディルマン杯のグループステージ初戦でアルジェリアと対戦し、全5試合をいずれもストレート勝ちで制して5-0の完勝を収めました。開催国としてのプレッシャーを感じさせない内容で、王者らしい戦いぶりを見せています。
世界ランク1位ペアが流れをつくる
第1試合の混合ダブルスには、世界ランク1位の蒋振邦/魏雅欣ペアが登場しました。アルジェリアのコセイラ・マメリ/タニナ・ヴィオレット・マメリ組を相手に、21-11、21-13のストレートで快勝し、中国に先制ポイントをもたらしました。
魏雅欣は試合後、スディルマン杯の初出場が中国チームの初戦になったことについて「中国の最初の試合でスディルマン杯デビューができて、とてもわくわくしました。団体戦はツアー大会とはまったく違い、チームのために一つひとつのポイントがとても大事になります」と話し、団体戦ならではの緊張感を語りました。
シングルス陣も盤石、3-0で優位に
続くシングルスでも中国が危なげない強さを見せました。世界ランク2位の王祉怡と、男子シングルスで世界トップに立つ石宇奇がいずれも2-0のストレート勝ちを収め、チームスコアを3-0としました。
石宇奇は「5回目のスディルマン杯に出場できていることは、自分が長い期間、レベルを維持できている証しだと思います」とコメントし、代表として積み重ねてきた時間への自信をのぞかせました。
ダブルスでも強さを証明、5-0のスイープ
残る2試合のダブルスでも、中国は層の厚さを示しました。パリ五輪の女子種目で金メダルを獲得した陳清晨/賈一凡組がダブルスでストレート勝ちを収めると、男子のデビューコンビである陳柏陽/劉毅組も同じく2-0で勝利し、5-0のスイープ(完封勝ち)を完成させました。
個人戦が中心になりがちなバドミントンにおいて、団体戦では選手一人ひとりの勝敗がチーム全体の空気を大きく左右します。ベテランと新戦力がバランスよく噛み合った中国チームは、総合力の高さを印象づける結果となりました。
グループA、中国とタイがリード
同じグループAのもう一試合では、タイが中国香港を5-0で下しました。この結果、グループAでは中国とタイがともに1勝0敗(各5-0)で並び、序盤から抜け出す形となりました。
両チームが同じスコアで白星スタートを切ったことで、グループAの首位争いは中国とタイの直接対決が鍵を握る構図がはっきりしたと言えます。
他グループでも強豪が順当に白星
グループBとグループDでも、バドミントン強豪国が順当に白星スタートを切りました。
- グループBでは、4度の優勝経験を持つ韓国がチェコに4-1で勝利しました。
- 同じくグループBで、チャイニーズタイペイはカナダを4-1で下しました。
- グループDでは、デンマークがインドに4-1で勝っています。
- インドネシアはイングランドに5-0と完封勝ちを収めました。
アジア勢に加え、ヨーロッパや北米のチームも勝利を挙げており、スディルマン杯が世界各地の代表が集うグローバルな舞台であることが改めて示されました。
スディルマン杯とは
スディルマン杯は、バドミントンの混合団体戦として最も権威のある国際大会とされています。男女のシングルスやダブルス、混合ダブルスなど複数の種目を通じてポイントを積み上げ、国・地域としての総合力を競う形式が特徴です。
今回の大会は、中国南東部の福建省厦門市で行われ、日程は5月4日まででした。グループステージから決勝にかけて、各国・地域の代表が総力戦でぶつかり合う中で、チームワークとメンタルの強さが試されました。
アルジェリア戦での5-0の完勝は、開催国として連覇を目指す中国が改めて存在感を示した一戦でした。スディルマン杯のような団体戦は、国際スポーツニュースを通じて、選手個人だけでなくチームや国・地域の物語にも目を向けるきっかけを与えてくれます。
Reference(s):
cgtn.com








