上海・静安区の夜を照らす国際ライトショー メーデー連休の光と影
2025年のメーデー連休、上海の静安区で夜の街を丸ごとステージに見立てた国際的なライトショーが開催されました。日本語でその概要と背景を整理します。
メーデー連休を照らした国際ライト&シャドーショー
イベントは、労働節に合わせた大型連休に上海を訪れた人びとや市民に向けて企画されたものです。「光と影(ライト&シャドー)」をテーマに、デジタル技術を使った演出で街並みを彩りました。
案内によると、この国際ライトショーは次のような日程と内容でした。
- 期間:5月1日〜11日
- 時間:毎日18時〜22時
- 会場:静安寺エリアと蘇河湾(Suhewan)リバーサイド
- 特徴:大胆なビジュアル表現とクリエイティブな演出
静安寺エリアと蘇河湾、2つの人気スポットが舞台に
会場となった静安寺周辺は、歴史ある寺院とショッピングエリアが共存する、上海でも人気の高いエリアです。一方、蘇河湾リバーサイドは、水辺の景観と都市開発が進むエリアとして注目を集めています。
この2つの「ホットスポット」を中心に、夜になると街の建物や水辺が光に包まれ、歩いて巡るだけでも作品の中に入り込んだような体験ができる構成になっていました。
世界のアーティストと若い中国人クリエイターが共演
今回の国際ライト&シャドーショーには、世界各地のアーティストや電子音楽プロデューサー、そして若い中国人クリエイターが参加しました。
グローバルなアーティストたちは、それぞれの感性を生かした光の表現やサウンドを持ち込み、上海の夜に新しいリズムを加えました。若い中国人クリエイターにとっては、自分たちの作品を国際的な観客に向けて発信する場ともなりました。
「夜の経済」とカルチャーが交差する場として
こうしたライトショーは、単なる観光イベントにとどまらず、都市の「夜の経済(ナイトタイムエコノミー)」とカルチャーを結びつける試みとしても注目されています。
- 夜間の回遊を促し、飲食や買い物など周辺ビジネスにも波及効果をもたらす
- 光・音・空間演出を通じて、都市のブランドイメージを発信する
- 若いクリエイターやアーティストの活動の場を広げる
上海のような大都市では、観光客だけでなく地元の人びとにとっても、「夜の街をどう楽しむか」は都市生活の質を左右するテーマの一つになりつつあります。
このニュースから見えるもの
2025年のメーデー連休に行われた今回のライト&シャドーショーは、光と音の演出を通じて、都市の公共空間をどう使い直すかという問いを投げかけてもいます。
日本でも各地でプロジェクションマッピングやライトアップのイベントが増えていますが、上海の事例は、国際色のあるラインナップと若い世代の参加が組み合わさると、夜の街の表情がどう変わるのかを考えるヒントになりそうです。
海外の都市で起きているこうした動きを追いながら、私たち自身の身近な街で、どのような「光と影」の体験が可能なのかを想像してみるのもおもしろいかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








