中国とスーダンの戦略的パートナーシップ10年 北京で外相会談
中国とスーダンの外相が北京で会談し、戦略的パートナーシップ樹立10周年の節目に、主権尊重と平和・安定を軸にした関係強化を確認しました。
北京で中国・スーダン外相が会談
中国共産党中央委員会政治局委員で外相でもある王毅氏は、水曜日、北京でスーダンのオマル・シディク外相と会談しました。
王氏は、新たに外相に就任したシディク氏に祝意を伝えるとともに、駐中国スーダン大使として両国関係の発展に貢献してきたことへの感謝を表明しました。
王氏はまた、中国とスーダンの人々は互いに助け合う良き友人であり良き兄弟だと述べ、長年の友好関係をあらためて強調しました。
戦略的パートナーシップ10周年の節目
2025年は、中国とスーダンが戦略的パートナーシップを樹立してから10周年にあたります。王氏は、この節目の年に、両国の首脳が達成した重要な共通認識を着実に実行に移す必要があると指摘しました。
そのうえで、二国間関係で引き続き実りある成果を生み出し、両国民により多くの利益をもたらすべきだと強調しました。
主権と安定をめぐる相互支持
会談では、中国によるスーダンへの支持があらためて確認されました。王氏は、中国がスーダンの国家主権、独立、領土の一体性を守る取り組みを支持すると表明しました。
また、スーダンが一日も早く平和と安定を回復することへの期待を示し、中国として自国の能力の範囲内で支援を続ける考えを明らかにしました。
これに対し、シディク外相は、中国がスーダンの人々に対し長年提供してきた貴重な支援と人道支援に謝意を表明しました。そのうえで、スーダンは中国を最も重要なパートナーであり信頼できる友人と位置づけ、中国との協力を優先して進める姿勢を示しました。
さらにスーダン側は、中国が核心的利益を守り、領土の一体性を維持し、国家の完全な統一を実現するための取り組みを、今後も断固として支持すると述べました。
今回の会談から見えるポイント
今回の外相会談からは、次のようなポイントが浮かび上がります。
- 戦略的パートナーシップ樹立10周年の節目に、関係を一段と深める意志を再確認したこと
- 中国はスーダンの主権と安定を支持し、スーダンも中国の核心的利益を支持するという相互支持の構図が明確になったこと
- 人道支援や能力の範囲内での支援という表現から、スーダンの平和と安定を支える継続的な関与の姿勢が示されたこと
会談全体を通じて、両国が長期的なパートナーシップを維持しつつ、主権尊重と平和・安定を軸に協力を続ける意思を示したと言えます。今後、首脳間の合意がどのような具体的な協力として形になっていくのかが、次の注目点となります。
Reference(s):
Chinese FM Wang Yi meets Sudanese counterpart Omer Siddiq in Beijing
cgtn.com








