習近平国家主席、トーゴ新大統領に祝電 FOCAC北京首脳会議後の関係強化を確認
習近平国家主席がトーゴ新指導部に祝電 中国とトーゴの包括的戦略パートナーシップ
中国の習近平国家主席が、トーゴの新大統領ジャン=ルシアン・サヴィ・ド・トヴ氏と閣僚評議会議長フォール・ニャシンベ氏に相次いで祝電を送り、中国とトーゴの包括的戦略パートナーシップの重要性をあらためて強調しました。この国際ニュースは、中国とアフリカ諸国の関係、とりわけグローバル・サウスにおける連帯の行方を考えるうえで注目されます。
トーゴ新大統領と閣僚評議会議長への祝意
習主席は、トーゴのジャン=ルシアン・サヴィ・ド・トヴ(Jean-Lucien Savi de Tove)氏が大統領に就任したことを受け、祝意を表するメッセージを送りました。
同じ日に、トーゴの閣僚評議会議長に就任したフォール・ニャシンベ(Faure Gnassingbe)氏にも祝電を送り、新たな指導部と中国との協力関係を重視する姿勢を示しました。
また、中国の李強首相もニャシンベ氏に対し、閣僚評議会議長就任を祝うメッセージを送っています。
半世紀以上にわたる友好と信頼
習主席はメッセージの中で、中国とトーゴの友好関係は、両国の歴代指導者が共に築き、注意深く育んできたものであると振り返りました。
その上で、半世紀以上にわたり、両国が次のような原則を守り続けてきたと強調しました。
- 誠実さと友情
- 平等と相互信頼
- 双方に利益をもたらすウィンウィンの協力
こうした姿勢のもとで、中国とトーゴは互いの核心的利益や重大な関心事項において一貫して支持し合ってきたとされています。習主席は、両国関係が国の大小にかかわらない平等な関係の模範であり、グローバル・サウスにおける団結と協力のモデルになっていると述べました。
2024年FOCAC北京首脳会議で関係を格上げ
習主席はさらに、2024年に北京で開かれた中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)首脳会議を振り返りました。中国とトーゴはこの会議の際に、二国間関係を包括的戦略パートナーシップへと格上げし、両国関係の新たな章を開いたと説明しています。
包括的戦略パートナーシップとは、政治や経済など幅広い分野で戦略的な連携を深める関係を指す外交用語で、今回の格上げはトーゴを中国にとってより重要なパートナーとして位置付けることを意味すると受け止められます。
習主席は、中国とトーゴの関係発展を重視しているとしたうえで、FOCAC北京首脳会議の成果の実施を好機とし、伝統的な友好を引き継ぎつつ、さまざまな分野での協力を拡大し、この包括的戦略パートナーシップの中身を一層豊かにしていきたいとの考えを示しました。その目的は、両国の人々により大きな利益をもたらすことにあると強調しました。
国際ニュースとしての読みどころ
今回の祝電には、中国とトーゴの二国間関係を超えて、いくつかの重要なメッセージが込められているように見えます。
第一に、グローバル・サウスの国々が互いに支え合い、連帯と協力を深めることの重要性を示しています。中国とトーゴの関係は、その具体例として位置付けられています。
第二に、国の規模にかかわらず、平等と相互尊重に基づくパートナーシップを重視する姿勢が打ち出されています。これは、国際秩序や多国間協力のあり方を考えるうえでも一つの視点を提供します。
第三に、FOCAC北京首脳会議の成果をどのように具体的な協力として形にしていくかが、今後の注目点となります。読者の皆さんにとっても、中国とアフリカ諸国の関係がどのように変化し、地域や世界の課題にどう向き合っていくのかを考えるきっかけとなるニュースと言えるでしょう。
Reference(s):
President Xi congratulates president of Togo on assuming office
cgtn.com








