中国外交部「中国は最終的に必ず再統一」 台湾問題で立場を説明 video poster
2025年12月現在も国際ニュースの焦点となっている台湾問題について、中国外交部(外務省に相当)が「中国は最終的に、そして必ず再統一を実現する」とする強いメッセージを発しました。台湾をめぐる議論が続くなか、中国側の基本姿勢を改めて確認する内容です。
台湾問題めぐり中国外交部がコメント
中国外交部の毛寧報道官は、木曜日に行われた定例記者会見で、台湾のある政治家が「分離独立」を示唆する発言を行ったことへの質問に答える形で、中国の立場を示しました。
毛報道官は、このような発言について「台湾はこれまで一度も国家であったことはなく、そのような主張は、関係者の傲慢さと無知をさらけ出すものであり、『台湾独立』をあからさまに挑発するものだ」と強く批判しました。
一つの中国の原則を改めて強調
毛報道官は、いわゆる台湾問題について、中国の基本的な立場を次のように整理しました。
- この世界には中国は一つしかないこと
- 台湾は中国の領土の不可分の一部であること
- 中華人民共和国政府が、中国を代表する唯一の合法政府であること
毛報道官は、これらはいずれも国際社会によって認められている事実だと説明し、中国の主張が国際的にも支持を得ているとの見方を示しました。
台湾の未来を決める主体は誰か
さらに毛報道官は、台湾の将来について「台湾の同胞を含む、14億人を超える中国人民だけが決めることができる」と述べました。
そのうえで、「中国は最終的に、そして必ず再統一を実現する。これはいかなる力にも止められない歴史的な流れだ」と強調し、中国本土と台湾地域の将来的な再統一に向けた強い決意を表明しました。
なぜこの発言がいま注目されるのか
今回の発言は、台湾の政治家による「台湾独立」をうかがわせる言動に対して、中国側が明確に応答したかたちになっています。中国外交部の場で、再統一への強い意志と「一つの中国」の立場が重ねて示されたことは、台湾をめぐる議論が続くなかで、中国が基本方針を変えていないことを改めて印象づけるものです。
台湾問題は、中国本土と台湾地域の関係にとどまらず、国際ニュースとして各地域で関心を集めています。今回のメッセージは、台湾当局や台湾の政治家、さらには国際社会に対し、中国がどのような枠組みで台湾の未来をとらえているのかを示すシグナルとも言えます。
情報をどう読み解くか
台湾をめぐる議論は感情的になりやすく、短いコメントやSNS上の断片的な情報だけでは全体像をつかみにくいテーマです。今回の中国外交部の説明は、中国側がどのような歴史認識や法的な枠組みのもとで台湾問題を見ているのか、その一端を知る手がかりになります。
今後も、台湾に関わる発言や動きがニュースとして伝えられる場面は続きそうです。それぞれの発言が、どの立場から、どのような前提に立っているのかを意識して読み解くことが、状況を落ち着いて理解する一歩につながるといえます。
Reference(s):
MOFA: China will ultimately and is bound to realize reunification
cgtn.com








