深圳・福田区のヒマワリ畑が人気観光地に ボランティアが育てた黄金の海
中国南部の沿海都市・深圳市の中心部、福田区の市民中心前に広がるヒマワリ畑が、今、地元の人びとや観光客の新たな人気スポットとして注目を集めています。約3000平方メートルの花畑一面に咲く数千本のヒマワリは、まさに黄金の海のような景色をつくり出しています。
市民中心前に広がる黄金色のヒマワリ畑
福田区の市民中心にある花畑では、背丈のそろったヒマワリが一斉に咲きそろい、ビル群を背景にした鮮やかなコントラストを生み出しています。南部の温暖な気候を生かしたこの花畑は、通勤や買い物の行き帰りに立ち寄れる都会のオアシスとしても機能しているようです。
約3000平方メートルという広さの畑いっぱいにヒマワリが植えられているため、見る角度によって表情が変わり、スマートフォンでの撮影でも迫力ある写真を収めることができます。SNSに載せる「映える」一枚を狙う人にとっても、魅力的なスポットと言えそうです。
畑づくりから支える深圳のボランティア
このヒマワリ畑の特徴は、運営の多くを深圳のボランティアが担っている点です。畑の土づくり、種まき、肥料やり、日々の手入れまで、花が咲くまでの工程は、市民ボランティアによって支えられています。
ただ咲いている花を楽しむだけでなく、市民が主体となって都市の景観づくりに参加しているというストーリーがあることで、この場所は単なる観光名所ではなく、市民活動の象徴としての意味合いも持ち始めています。
見頃のシーズンと楽しみ方
運営側によると、ヒマワリは春から5月下旬ごろまで見頃が続き、市民や旅行者にとって写真撮影や散策を楽しむ絶好の機会になっているといいます。温かい日差しのもとで黄金色の花々に囲まれる時間は、都市の中で季節を実感できる貴重な体験です。
ヒマワリ畑の楽しみ方としては、次のような過ごし方が考えられます。
- 通路を歩きながら、花と高層ビルが重なる風景を撮影する
- 朝や夕方の柔らかな光の時間帯を狙って、色合いの変化を楽しむ
- 友人や家族とゆっくり散策しながら、季節の移ろいを感じる
ヒマワリ畑の周辺にはベンチや広場もあり、写真撮影だけでなく、短い休憩や待ち合わせの場所としても利用しやすそうです。
周辺の文化・観光スポットとセットで楽しむ
市民中心のヒマワリ畑の近くには、文化・観光の拠点となる施設も集まっています。週末の半日観光として、ヒマワリ畑とあわせて巡るのも良さそうです。
- 蓮花山(蓮花山公園):市街地を見渡せる高台があり、散策やピクニックスポットとして知られています。
- 深圳博物館:深圳の歴史や都市としての発展を学べる博物館で、室内でゆっくり過ごしたいときに便利です。
- 深圳コンサートホール:音楽イベントや公演が開催される文化施設で、夜にはライトアップされた周辺景観も楽しめます。
ヒマワリ畑で季節の花を楽しんだあと、近隣の公園での散歩や博物館・コンサートホールでの文化体験を組み合わせれば、自然と都市文化の両方を味わう一日がつくれます。
市民の参加がつくる新しい都市の風景
深圳市福田区のヒマワリ畑は、単なるフォトスポットを超えて、市民ボランティアが都市空間を彩る一つのモデルケースとしても見ることができます。公共空間に花を植え、季節ごとの景色を共有する取り組みは、都市生活に小さな余白と潤いをもたらします。
大都市の中で、どのように「日常の観光地」を育てていくのか。深圳のヒマワリ畑は、その一つの答えを示しているのかもしれません。今後、同じような取り組みがアジア各地の都市にも広がっていくかどうか、注目していきたいところです。
Reference(s):
Sunflower field in Shenzhen now a popular tourist destination
cgtn.com








