国際ニュース:中国U16がサウジを2-1撃破 ホフホト国際大会初戦
中国のU16代表が、中国北部の内モンゴル自治区フフホト市で行われたUnder-16 Chinese Football Association(CFA)Team China International Tournamentの開幕戦でサウジアラビア代表を2-1で下しました。アディショナルタイムの劇的な決勝点で白星スタートを切った一戦を振り返ります。
中国U16、立ち上がりから攻撃的に主導権
現地時間の水曜日に行われたこの試合は、中国がホームの声援を受けて序盤から積極的にゴールを狙う展開となりました。開始4分、中国はペナルティーエリア内で素早いパス交換からサウジアラビアのゴールを脅かし、早くも相手守備陣を揺さぶります。
先制点はそのおよそ8分後に生まれました。ゴールキーパーのXu Zengfuのロングパスを、前線のKuang Zhaoleiがヘディングでつなぎ、走り込んだHe Saifanへ。Heはペナルティーエリア内にカットインすると、飛び出してきた相手GKの頭上を越える巧みなチップシュートでネットを揺らし、中国が1-0とリードを奪いました。
サウジアラビアが同点に追いつくも…
ビハインドを背負ったサウジアラビアは、その後攻撃の圧力を強めます。中国ゴール前での時間帯が増える中、68分、Nawaf Abdullahがゴール近くから押し込み、スコアは1-1の同点に。
試合の流れがサウジアラビアに傾きかねない状況でしたが、中国は守勢に回るのではなく、引き続き前線からのプレッシングと素早い攻め上がりで勝ち越し点を狙い続けました。
91分のヘディング弾で劇的な決勝点
1-1のまま後半アディショナルタイムに突入し、引き分けも見えてきた91分、試合は再び動きます。右サイドを崩した中国は、Xie Jinがゴール前に正確なクロスボールを送り込みました。
これに反応したShuai Weihaoが力強いヘディングで合わせ、ボールはゴールネットへ。土壇場での勝ち越し弾となり、中国がホームで2-1の勝利を収めました。
若い世代の国際大会が持つ意味
Under-16世代によるこの国際大会は、中国を含む参加国にとって、将来の代表チームを担う世代の実戦経験を積む重要な舞台です。国際ニュースとしても、アジアサッカーの勢力図を長期的な視点で見るうえで意味のある試合だといえます。
こうしたU16など育成年代の国際サッカーの試合には、次のようなポイントがあります。
- 選手個々の技術や判断力が、世代の特徴として見えやすい
- 各国がどのようなスタイルを次世代に植え付けようとしているかが分かる
- 結果だけでなく、試合運びやメンタル面の成長も観察できる
ベトナム戦へつながる勝利
大会の日程では、中国はこのサウジアラビア戦のあと、続く金曜日にベトナム代表と対戦するカードが組まれていました。開幕戦で見せたように、先制後も攻撃姿勢を崩さず、終盤まで得点を狙い続けた姿勢は、次の試合にもつながる重要な収穫といえます。
U16といった若い世代の国際大会で、試合終盤に勝ち切る力を示せるかどうかは、将来の国際舞台での競争力にも影響します。ホフホトでの劇的な勝利が、中国U16代表にどのような自信と経験をもたらすのか。アジアサッカーの行方を追ううえでも、今後の試合に注目していきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








