海口ドラゴンボート国際大会、観光と消費を後押し video poster
中国・海南省海口市で2025年に開催された「海口カップ」国際ドラゴンボート招待大会がこのほど閉幕しました。世界各地から集まった約40チームが競い合い、2日間で21万9千人の観客を集め、地元の観光と消費を押し上げました。
世界から約40チームが参加
今年の「海口カップ」国際ドラゴンボート招待大会には、シンガポール、マレーシア、フィリピンなどを含む世界各地から、ほぼ40チームが参加しました。国際色豊かな構成となり、観客は水上で繰り広げられる迫力あるレースを楽しみました。
ドラゴンボートは、細長いボートに複数の漕ぎ手が乗り込み、太鼓のリズムに合わせて一斉に漕ぐ競技です。スピードだけでなく、チームワークやリズム感が問われるため、観る側にも分かりやすく、会場の一体感を高めやすいスポーツとされています。
2日間で21万9千人が観戦、観光と消費が活性化
今回の大会は2日間にわたり開催され、観客数は合計21万9千人に達しました。短期間でこれだけの人が海口市を訪れたことで、宿泊施設や飲食店、交通機関などの利用が増え、地域の観光と消費が活性化したとみられます。
スポーツイベントが観光需要を生み出すことで、開催地の魅力が新たな旅行先として広がる可能性もあります。会場周辺の商業施設や屋台などもにぎわい、地元の事業者にとっては売り上げ拡大の機会となったと考えられます。
スポーツツーリズムとしてのドラゴンボート
今回の国際ドラゴンボート招待大会は、スポーツと観光を組み合わせた「スポーツツーリズム」の一例といえます。大会をきっかけに海口市を訪れた人が、滞在中に周辺の観光地やグルメを楽しむことで、イベント以上の経済波及効果が期待できます。
また、海外からのチームや応援団が訪れることで、現地と各国との交流が深まる側面もあります。スポーツを通じた交流は、言語や文化の違いを超えて相互理解を進める手段としても注目されています。
国際ニュースとして見る海口の動き
国際ニュースの観点から見ると、今回の大会は、都市がスポーツイベントを活用してイメージ向上と経済活性化を図る動きの一つともいえます。海口市は、国際的なドラゴンボート大会を通じて、自らのブランド力を高めようとしているように見えます。
こうした取り組みは、観光資源を持つ都市にとって共通の課題でもあります。イベントを単発の盛り上がりで終わらせず、リピーターの獲得や長期的な地域づくりにつなげていけるかどうかが、今後の焦点となりそうです。
日本の読者へのヒント
日本でも、地方都市がマラソン大会やサイクリングイベントなどを通じて観光客を呼び込む動きが広がっています。海口市のドラゴンボート大会のように、地域の特色と国際的なスポーツイベントを組み合わせる発想は、日本にとってもヒントになり得ます。
海外の事例をニュースとして追いかけることは、自分たちの地域や仕事にどう応用できるかを考えるきっかけにもなります。海口発のドラゴンボート国際大会は、スポーツ、観光、経済をつなぐ一つのモデルケースとして、今後も注目していきたい動きです。
Reference(s):
cgtn.com








