中国女子アイスホッケーリーグでシェンチェンが連覇 堅守でキチハルを完封
中国女子アイスホッケーリーグの決勝が中国・黒竜江省ハルビンで行われ、シェンチェン・クンルンレッドスターがキチハル・ランディを2対0で下し、リーグ連覇を達成しました。2023年のリーグ創設以降、唯一シェンチェンに黒星をつけていた因縁の相手を完封した一戦は、アジアの女子アイスホッケーの現在地を示す試合となりました。
決勝は2対0、主導権を握ったシェンチェン
決勝は現地時間の水曜日に行われました。第1ピリオドは互いに譲らず無得点で終えましたが、第2ピリオド開始4分、シェンチェンのHunter Barnett選手が後方からパスを送り、Zhao Qi'nan選手がロングレンジのシュートを決めて先制しました。
その後も主導権を握ったのはシェンチェンでした。第3ピリオド残り13分、ゴール前の混戦からWen Lu選手がリバウンドを押し込み、リードを2点に広げました。このまま守備陣が集中を切らさず、試合は2対0で終了しました。
唯一の黒星をつけたキチハルを撃破
キチハル・ランディは、2023年にリーグがスタートして以来、シェンチェン・クンルンレッドスターに唯一の敗戦を与えたチームです。しかし、今回の決勝ではその「魔法」を再現することはできませんでした。シェンチェンはレギュラーシーズンで23勝1敗という圧倒的な成績を残しており、その強さをポストシーズンでも証明した形です。
これでシェンチェン・クンルンレッドスターは、リーグ最高の成績を収めたチームとして再びトロフィーを掲げ、中国女子アイスホッケーリーグの「王者」としての地位を固めました。
数字が示すシェンチェンの強さ
23勝1敗という数字と、決勝での完封勝利には、いくつかのポイントが見て取れます。
- シーズンを通じた安定感:長いレギュラーシーズンで1敗のみにとどめたことで、コンディション管理やチームワークの成熟度がうかがえます。
- 大一番での勝負強さ:唯一の黒星をつけられた相手を、決勝というプレッシャーのかかる舞台で退けたことで、メンタル面の強さも示しました。
- 攻守のバランス:決勝で2点を奪い無失点に抑えた展開は、攻撃陣と守備陣のバランスが取れていることを印象づけます。
アジア女子アイスホッケーの広がりに注目
2023年に創設された中国女子アイスホッケーリーグは、まだ歴史の浅いリーグですが、シェンチェンとキチハルのような強豪同士のライバル関係が早くも生まれています。ハルビンで行われた今回の決勝は、その象徴的な一戦と言えます。
女子アイスホッケーは、世界的にも競技の環境整備が進んでいる種目の一つです。中国女子アイスホッケーリーグのような取り組みは、選手が安定してプレーできる場を増やし、次の世代のロールモデルを生み出す土台にもなります。
日本から見ると、アジアの女子アイスホッケーはまだ情報が限られているかもしれませんが、こうしたニュースをきっかけに、試合のハイライトや選手の動向を追ってみると、新しいスポーツの楽しみ方が広がります。日々変化する国際スポーツの動きを日本語で丁寧に追いかけていくことが、隣国のスポーツ文化を理解する一歩にもなりそうです。
Reference(s):
Shenzhen Kunlun Red Star win Chinese Women's Ice Hockey League title
cgtn.com







