赤一色の花嫁行列 中国・Ninghaiで結婚伝統が観光トレンドに video poster
白いドレスとベールだけが結婚式のイメージではありません。中国のNinghaiでは、赤いシルクの衣装と花嫁行列、古くからの儀式がよみがえり、結婚の伝統が観光トレンドとして注目されています。
赤一色の世界 Ninghaiの結婚フェア
中国のNinghaiで開かれている結婚フェア『Ten Miles of Red Dowry』では、街じゅうが赤一色に染まります。会場には赤いシルクの装飾があふれ、花嫁たちが列をなしながら歩く花嫁行列や、古い時代から受け継がれてきた結婚の儀式が披露されます。
現地を訪れた記者は、このフェアを通じて、中国の結婚の伝統が観光の大きな潮流へと変わりつつある様子を取材しました。
結婚の伝統が観光トレンドになる理由
このイベントの中心にあるのは、中国の結婚文化そのものです。赤いシルクの衣装や花嫁行列、古い儀式といった要素が一体となり、訪れた人が物語の中の結婚式に入り込んだような体験ができるようになっています。こうした没入感のある体験が、多くの人を引きつけ、観光の動きにつながっています。
結婚フェアが観光客をひきつける背景には、次のようなポイントがあります。
- 写真や動画で共有しやすい、視覚的に印象的な赤い世界
- 昔ながらといまが交わる、ストーリー性のある演出
- その場の空気ごと味わえる、ライブ感のあるイベントであること
白いドレスだけではない、結婚式のイメージ
多くの人にとって、結婚式といえば白いドレスとベールというイメージが強いかもしれません。しかしNinghaiのフェアが映し出すのは、そのイメージとは対照的な赤一色の結婚式です。赤いシルクで飾られた衣装や道具、列をなして進む花嫁行列、古い儀式の所作まで、すべてが赤を基調に構成されています。
この光景は、グローバル化の中で画一化されがちなウェディングのイメージに対して、地域の文化に根ざしたスタイルも同じくらい魅力的であるというメッセージを投げかけているようにも見えます。結婚という人生の節目をどう祝うのかは、国や地域によって多様であることを実感させてくれます。
観光で伝統文化にふれるという選択肢
Ninghaiの『Ten Miles of Red Dowry』フェアは、観光を通じてその土地の結婚文化にふれる一つの例です。旅行先で歴史的な建物を見るだけでなく、そこで受け継がれてきた儀式や習慣を間近で見て、その雰囲気を味わうことに価値を見いだす人が、今後も増えていくかもしれません。
白いドレスが象徴する結婚式と、赤いシルクに包まれた結婚式。どちらも人生で一度の晴れ舞台であることに変わりはありません。Ninghaiで広がる赤い世界は、自分にとって特別な結婚式とはどんなものかをあらためて考えてみてはどうか、と静かに問いかけています。
Reference(s):
cgtn.com








