中国の240時間ビザなしトランジットにインドネシア追加、対象55カ国に
中国がインドネシアを240時間ビザなしトランジット制度の対象に加え、対象国は55カ国になりました。インドネシアから中国経由で第三の国へ向かう旅行者にとって、経由地としての中国の使い方が変わりそうです。
なにが発表されたのか
中国の出入国管理を担う国家移民管理局によると、木曜日、インドネシアが240時間ビザなしトランジット制度の対象国に新たに追加されました。これにより、この制度を利用できる国は合計55カ国になったとしています。
発表によれば、条件を満たすインドネシアの旅行者は、同日から中国各地の24の省級地域にある60の港から入境し、第三の目的地に向かう前に最大240時間(10日間)までビザなしで滞在できます。
この制度はトランジット、つまり乗り継ぎを前提とした一時的な滞在措置であり、長期滞在や居住を認めるものではありません。2025年12月現在、この制度の対象国は55カ国となっています。
240時間ビザなしトランジットとは
240時間ビザなしトランジット制度は、対象となる国の旅行者が、中国を経由して第三の目的地へ向かう際に、最大10日間までビザなしで中国に滞在できる仕組みです。事前にビザを取得することなく、一定期間中国に滞在できる点が特徴です。
- 最大240時間(10日間)までビザなしで滞在可能
- 対象となる国はインドネシアを含め55カ国
- 中国の24の省級地域にある60の港から入境可能
- 第三の目的地へ向かうトランジット(乗り継ぎ)旅行者が対象
インドネシアがこの枠組みに加わったことで、アジアの主要な出発地の一つからも、この制度を活用した中国経由の移動がしやすくなりました。
インドネシアからの旅行・ビジネスへの影響
インドネシアが対象に加わったことで、インドネシアから中国経由で他国へ向かう人にとって、ルートの選択肢は広がります。ビザ申請にかかる手間や時間をかけずに、中国の都市で短期間滞在できるためです。
例えば、国際会議や商談の前後に中国で数日滞在したり、週末を挟んで観光やショッピングを楽しんだりといった形で、「経由+短期滞在」を組み合わせた旅程が組みやすくなります。
- 長時間の乗り継ぎを、都市滞在に変えやすい
- 急な出張や移動でも、ビザ申請のリードタイムを気にせずルートを選びやすい
- 中国とインドネシアの人の往来やビジネス交流の活性化が期待される
これから注目したいポイント
今回の発表は、中国がトランジットを通じた人の往来をさらに促進しようとしている動きの一つと見ることができます。対象国が55カ国に広がったことで、アジアを含む国際的な移動のパターンにも少なからず影響を与えそうです。
制度の具体的な利用条件や手続きは、今後も中国当局の案内や実際の運用によって変わる可能性があります。インドネシアから中国経由で第三国へ向かうことを検討している人は、出発前に最新の情報を確認することが重要になりそうです。
Reference(s):
China adds Indonesia to 240-hour visa-free transit program, expands list to 55 countries
cgtn.com








