女子バスケ中国代表、ボスニアに再び大勝 アジアカップ前哨戦
女子バスケットボールの国際ニュースです。アジアカップに向けた強化試合で、中国女子代表がボスニア・ヘルツェゴビナ代表に124対57と大勝しました。中国東部・山東省済南市で日曜日に行われた試合は、一方的な展開となり、中国代表の完成度の高さと選手層の厚さを印象づける内容となりました。
124-57の圧勝 金曜に続き内容もスコアも上積み
中国代表はすでに金曜日の第1戦で101対55とボスニア・ヘルツェゴビナを下しており、日曜日の第2戦ではさらにスコアを伸ばしました。立ち上がりから主導権を握り、第1クォーターを30対8とリード。その勢いのまま前半を67対21で折り返し、大差のまま試合をコントロールしました。
最終的なスコアは124対57。金曜日の第1戦よりも得点を20点以上伸ばし、守備でも相手を60点未満に抑えるなど、攻守両面でレベルアップを示した形です。
- 第1戦:101-55(中国勝利)
- 第2戦:124-57(中国勝利)
- 第1クォーター:30-8
- 前半終了時:67-21
大量リードを生かして多彩な戦術テスト
試合を通じてリードを保った中国は、ゴン・ルーミン監督がさまざまなメンバー構成や戦術を試す余裕も見せました。アジアカップ本大会を見据えた「実験の場」となり、控え選手や若手にとっても貴重な実戦経験となりました。
チーム全体として目を引いたのが、外角シュートの精度です。中国は3ポイントシュートを32本放ち、そのうち17本を成功させました。成功率5割を超えるハイペースな3ポイント攻勢は、従来の高さに加えてアウトサイドからの得点力も備えつつあることを示しています。
ヤン・シューユイがチームを牽引 18歳ジャン・ズーユも躍動
個人として最も輝いたのは、ヤン・シューユイ選手です。この試合でゲームハイとなる22得点を記録し、さらに5アシスト、6スティールと攻守両面で存在感を発揮しました。スコアリングだけでなく、ボール運びやパスワーク、ディフェンスでもチームの軸になっていることがうかがえます。
もう一人注目を集めたのが、18歳のジャン・ズーユ選手です。若手ながら16得点と7リバウンドをマークし、将来性の高さを示しました。インサイドでのフィジカルなプレーに加え、リバウンド争いでも積極性が目立ち、アジアカップを前にした「新戦力」として期待が高まります。
次戦は日本との強化試合 舞台は西安
中国代表は、次の強化試合で日本代表と対戦する予定です。試合は水曜日に、中国西北部・陝西省の西安市で行われます。アジアカップを見据えた「アジア勢同士の真剣勝負」として、日本のバスケットボールファンにとっても見逃せない一戦となりそうです。
今回のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で見せた、
- 高確率の3ポイントシュート
- 複数ポジションをこなせる選手層
- 大量リードでも緩まないディフェンス意識
といったポイントは、日本にとっても対策が必要な要素になり得ます。とくに、外と中の両方から得点できるスタイルは、守る側にとって負担が大きく、ゲームプランの組み立てが難しくなります。
アジアカップへ向けて見えてきた中国代表の「現在地」
日曜日の試合内容からは、中国女子代表がアジアカップに向けて順調に仕上がりつつあることがうかがえます。一方で、監督が多くの組み合わせを試していることから、まだ最適なローテーションや終盤の起用法を探っている段階でもあります。
アジアのライバルチームにとって、中国代表は高さと個の能力に加え、戦術面でも進化を続ける存在です。水曜日の日本戦は、その「進化の度合い」を測る一つの物差しになるでしょう。アジアカップ本大会でどのような戦いを見せるのか、今回の連戦はそのシナリオを占う重要な材料になりそうです。
Reference(s):
China beat Bosnia and Herzegovina again in women's basketball warm-up
cgtn.com







