CMGシェン社長とIOCバッハ氏・コヴェントリー新会長が会談 2026年冬季五輪放送で協力強化 video poster
中国のメディアグループであるChina Media Group(CMG)のシェン・ハイション社長が、スイス・ローザンヌで国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ終身名誉会長と、新たにIOC会長に選出されたカースティ・コヴェントリー氏と会談し、2026年ミラノ・コルティナ冬季競技大会に向けた放送分野での協力強化で一致しました。
ローザンヌでバッハ氏・コヴェントリー氏と会談
CMGによりますと、会談はスイスのローザンヌで月曜日に行われました。シェン社長は、バッハ氏がIOCの終身名誉会長に就任したことと、コヴェントリー氏が新たなIOC会長に選出されたことにそれぞれ祝意を伝えました。
シェン社長は、CMGとIOCの協力がこれまでに大きな成果を上げてきたと強調しました。IOCを「緊密なパートナー」であり「長年の友人」であり、さらにCMGの革新的な発展をともに進める「重要な協力者」だと評価し、近年はバッハ氏の支援のもと、著作権契約、イベント放送、信号制作、文化交流などの分野で協力関係が着実に深まっていると述べました。
包括的な戦略協力と放送技術で合意
今回の会談で、CMGとIOCの双方は、包括的な戦略協力をさらに強化し、スポーツイベントの放送や配信の在り方について、より革新的な取り組みを進めていくことで一致しました。
今後は、国際大会での映像制作や配信の手法をアップデートしながら、視聴者がより臨場感のある体験を得られるような試みが加速していくとみられます。
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪で8K信号を制作
シェン社長は、CMGが2026年に開催されるミラノ・コルティナ冬季競技大会の権利保有ブロードキャスター(放送権を持つ放送機関)となったことを紹介しました。
さらに、CMGは2026年冬季五輪で、8K映像の放送用信号制作に関与する世界で唯一のメディア組織だと説明しました。CMGは、コヴェントリー新会長のもとでIOCとの緊密な協力を続け、国際スポーツイベントにおける信号制作の「ベンチマーク」としての役割を一層強めたい考えです。
また、CMGは、氷雪スポーツの魅力を高精細な映像で世界の視聴者に届け、「卓越した氷と雪の視覚・音響体験」を提供したいとしています。
8Kは、非常に高い解像度を持つ超高精細映像で、細かな氷の粒や選手の表情までクリアに映し出せるとされる技術です。こうした技術が冬季競技のテレビ観戦のあり方をどこまで変えていくのかも、注目されます。
スポーツとメディアの関係が映すもの
IOCと主要メディアの関係は、単なる放送権の取引を超え、技術開発や文化交流も含む長期的なパートナーシップへと広がりつつあります。今回のCMGとIOCの合意には、次のような要素が含まれています。
- 著作権契約や信号制作など実務面での連携強化
- 8Kなど新しい映像技術を通じた視聴体験の向上
- スポーツを媒介とした文化交流の一層の推進
来年に迫った2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪では、こうした協力の成果が具体的な映像や番組のかたちとして現れてきます。視聴者が画面越しにどのような「現場感覚」を得られるのか、各国や各地域の放送や配信の取り組みも含めて、今後の動きが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








