台湾の屋台グルメを追いかけるフード動画ブロガー・ワンイーチンの物語 video poster
バイクで台湾各地をめぐるフード動画ブロガー
フード動画ブロガーのワン・イーチン(Wang Yiqin)さんは、台湾をバイクで走りながら「物語のある味」を探し続けています。料理そのものだけでなく、その場の空気や作り手の思いまで含めて伝えることを使命としている人です。
ワンさんがカメラを向けるのは、高級レストランではなく、市場や路地に並ぶ屋台や軽食の店です。観光名所の定番スポットではなく、地元の人びとが日常的に足を運ぶ場所にこそ、本当の台湾の姿があるように見えます。
屋台グルメが映す台湾の日常
ワンさんの動画にたびたび登場するのが、台湾の屋台グルメです。香り高い牡蠣オムレツは、やわらかく、もちっとした食感と豊かな香りが特徴です。熱々の牛肉麺は、コクのあるスープが自慢の一杯として映し出されます。
さらに、さまざまな軽食の屋台が画面を彩ります。カリッと揚がったフライドチキンから、甘く冷たいマンゴーアイスまで、多彩なスナックが並ぶ風景は、台湾の本場の味と市場文化を象徴しています。
- 牡蠣オムレツ:柔らかく、もちもちとした食感と香り
- 牛肉麺:熱々で、旨味の詰まったスープ
- フライドチキン:歩きながら気軽に楽しめる一品
- マンゴーアイス:暑さを忘れさせる甘いデザート
動画だから伝わる「物語のある味」
こうした屋台グルメを、ワンさんはバイクで移動しながら次々と訪ね歩きます。動画には、調理の音、人びとの話し声、屋台から立ちのぼる湯気など、その場に行かなければ分からない空気感が切り取られています。
フード動画ブロガーというスタイルは、料理を紹介するだけにとどまりません。視聴者は、画面の向こう側でバイクを走らせるワンさんと一緒に台湾を旅しているような感覚を味わうことができます。2025年のいま、スマートフォン一つで世界のどこにいてもこうした動画に触れられるからこそ、身近な日常の価値があらためて見直されているとも言えます。
ハッシュタグ「#Taiwanthroughtheages」に込められた視点
ワンさんの物語を象徴するのが、「Taiwan Through the Ages」という言葉と、ハッシュタグ「#Taiwanthroughtheages」です。バイクで市場をめぐり、屋台の味を記録していく行為は、台湾の時間の流れをすくい取る試みとも読むことができます。
一皿の牡蠣オムレツや一杯の牛肉麺の背後には、長く続いてきた食文化や、そこで働く人びとの暮らしがあります。ワンさんの視点は、観光パンフレットには載りにくい、台湾の素顔をゆっくりと見せてくれます。
日本語で見る台湾の「いま」と「これから」
デジタルネイティブ世代の読者にとって、海外の文化や日常を知る入口は、ニュースだけでなく個人の動画にも広がっています。ワン・イーチンさんのようなフード動画ブロガーの活動は、台湾の屋台文化や市場の雰囲気を、距離を越えて日本語話者にも伝えるきっかけになります。
派手な観光スポットではなく、フライドチキンやマンゴーアイスが並ぶ屋台のカウンター越しに見える日常。その一つひとつに耳を傾けていくことが、これからの国際ニュースの楽しみ方の一つなのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








