香港の「食いしん坊」パンダ・レレ 双子誕生で広がる癒やしの物語 video poster
香港のオーシャンパークで暮らすジャイアントパンダ、レレ。その「食いしん坊」ぶりと、2024年に誕生した双子の赤ちゃんで、いま香港の人びとの心を和ませています。
香港の人気パンダ、レレとインインの歩み
香港のオーシャンパークで暮らすジャイアントパンダのレレとインインは、香港の中国への返還10周年を記念して、中国中央政府から贈られた特別な存在です。当時1歳あまりだった2頭は、その後ずっとオーシャンパークを住みかとしてきました。
長年にわたり、レレとインインは、香港の子どもから大人まで幅広い世代に親しまれ、観光客にとっても「会いに行きたい存在」となっています。
「食いしん坊」レレの一日
レレの魅力としてよく語られるのが、食べることが大好きな「フーディー」ぶりです。竹をゆっくりかみしめる姿や、おやつの時間を心待ちにしているような仕草は、多くの来園者を笑顔にしてきました。
レレにとって、食事の時間は単に空腹を満たすだけでなく、一日のリズムをつくる大切な瞬間です。竹を両手で抱え込むようにして味わい、一口一口を確かめるように食べる様子は、まさに「毎食が特別なイベント」といえるでしょう。
おやつの時間には、飼育スタッフとのやりとりも見どころです。決まった合図で近づいてきたり、ゆっくりと座り込んで待ったりするレレの姿に、動物と人がつくる信頼関係が垣間見えます。
2024年8月、双子の赤ちゃんが誕生
2024年8月、レレとインインのもとに双子の赤ちゃんが誕生しました。香港のパンダファミリーにとって、新しい物語の始まりとなる出来事です。
誕生のニュースは、香港だけでなく、パンダに関心を持つ人びとにとっても明るい話題となりました。2025年現在、双子は生後1年あまりとなり、成長の一つ一つが注目されています。
双子の存在によって、レレの毎日はさらににぎやかになったと考えられます。レレ自身がかつてそうであったように、新しい世代のパンダたちが、これから香港の人びととともに時間を重ねていくことになります。
パンダがつなぐ、人と自然のストーリー
ジャイアントパンダは、中国本土の自然や生物多様性を象徴する動物として知られています。レレやインイン、そして双子の赤ちゃんの物語は、単なる「かわいいニュース」にとどまらず、人と自然との関わり方を考えるきっかけにもなります。
香港特別行政区に贈られたパンダは、中央政府とのつながりを感じさせる存在であると同時に、自然保護や環境教育のシンボルとしても位置づけられてきました。レレの食事風景や親子の姿を見守ることは、絶滅危惧種を守ることの大切さを身近に感じる入り口にもなります。
私たちがレレから学べること
レレの穏やかな日常から、私たちが学べることも少なくありません。
- 日々の小さな楽しみを大事にすること
- 自然のリズムに合わせて、無理をしすぎないこと
- 次の世代に、よりよい環境を残していくこと
通勤電車の中でニュースをスクロールしながら眺めるパンダの写真や動画は、一瞬の癒やしを与えてくれます。しかしその背景には、長く続いてきた保護活動と、多くの人の支えがあります。
2025年の今も、香港のオーシャンパークで竹を味わうレレの姿は、私たちに静かなメッセージを投げかけています。忙しい毎日の中で、少し立ち止まり、「何を大切に生きていきたいのか」を考える時間をつくってみてもよいのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








