中国が貴州・湖南の洪水被害に追加支援 1億4,000万元を拠出
中国が貴州・湖南の洪水被害に追加支援 1億4,000万元を拠出
中国財政部は、今年6月中旬以降の大雨と洪水で被害を受けた貴州省と湖南省に対し、緊急災害救助として新たに1億4,000万元(約1,950万ドル)の資金を配分しました。被災地の生活再建と経済活動の回復を急ぐ狙いがあります。
今年6月中旬から続いた大雨と洪水
財政部によると、貴州省と湖南省では今年6月中旬以降、激しい降雨と洪水に見舞われ、多くの地域で深刻な被害が出ました。とくに貴州省の黔東南ミャオ族トン族自治州にある榕江県や従江県などでは、大規模な住民避難が行われ、住宅やインフラへの被害が広がっています。
榕江県は、「ヴィレッジ・スーパーリーグ」とも呼ばれる「Village Super League(村超)」発祥の地としても知られます。この榕江県では、6月24日以降わずか1週間足らずの間に二度の大規模な洪水に襲われ、低地に位置する村超のスタジアムを含む市街地が二度にわたり浸水しました。現在、同県では復旧に向けた動きが始まっています。
合計3億元規模に 支援資金の使い道
今回の1億4,000万元の拠出は、6月23日に実施された1億6,000万元の災害救助資金に続く措置です。これにより、両省向けの緊急支援は少なくとも合計3億元規模となりました。
財政部によると、新たな資金は主に次の用途に充てられます。
- 被災地での捜索・救助活動の支援
- 危険地域からの住民の避難・移転
- 被災した人々への一時的な生活支援(仮設住宅や生活費の補助など)
- 損壊した住宅の再建・修繕
こうした支援を通じて、被災地域の住民が日常生活を取り戻し、地域の経済活動をできるだけ早く再開できるようにすることが狙いだとしています。
洪水シーズンに備えた連携とモニタリング
当時、中国は洪水シーズンにあり、財政部は、緊急管理部など関係部門との連携を強化し、被災状況を継続的に監視すると説明しました。また、状況の変化に応じて災害救助資金を機動的に手当てし、救援活動を支えるとともに、人々の生命と財産を守る方針を示しています。
貴州・湖南両省では、今後もインフラの復旧や住宅再建、生活再建のための支援がどのように展開されるのかが焦点となります。今回の追加支援は、洪水被害が続く中で、中央政府によるバックアップがどこまで被災地の安心につながるかを占う試金石ともいえます。
Reference(s):
cgtn.com








