王毅外相とルビオ米国務長官が会談 米中関係の新時代を協議
中国の王毅外相は金曜日、マレーシアの首都で米国務長官マルコ・ルビオと会談し、米中が「新時代」にふさわしい関係の築き方を共に模索すべきだと強調しました。
マレーシアで行われた米中外相会談
中国ニュースとして注目される今回の米中会談は、マレーシアの首都で金曜日(現地時間)に行われました。中国側の代表を務めた王毅氏は、中国の外相であると同時に、中国共産党中央委員会政治局のメンバーでもあり、中国外交の方向性に大きな影響力を持つ人物です。
会談の場で王氏は、米中両国は「新時代」において互いにどう向き合うのか、その適切な道筋を共に見いだす必要があると述べました。そのうえで、米国側が中国を客観的かつ理性的、そして現実的な姿勢で見るよう期待を示しました。
米中関係に求めた客観的で現実的な姿勢
王毅外相は、米国の対中政策は平和共存とウィンウィンの協力を目標に据えるべきだと指摘しました。これは、双方が対立やゼロサム思考ではなく、共に利益を得られる関係を追求すべきだというメッセージと受け止められます。
さらに王氏は、米国が中国を対等な相手として扱い、尊重と互恵に基づく姿勢を示すべきだと強調しました。互いに異なる体制や立場を持ちながらも、安定した関係を築こうとする意図がにじむ発言です。
新時代の付き合い方が意味するもの
王毅外相が語った「新時代の付き合い方」という表現は、単なるスローガンではありません。世界の政治や経済、安全保障環境が変化するなかで、米中両国がどのように誤解や不信を抑え、協調の余地を広げていくかという課題を示しています。
客観的・理性的・現実的な態度や、平和共存とウィンウィン協力への言及は、米中関係を「競争か協力か」の二者択一では捉えず、現実に即した柔軟な組み合わせとして再設計していくべきだという考え方とも読めます。
国際社会が注視する米中メッセージ
中国と米国は国際社会で大きな影響力を持つため、外相クラスによるメッセージは世界各国の政府関係者や市民の関心を集めます。今回のマレーシアでの会談では、とくに中国側が対話を通じた関係安定の重要性を改めて打ち出した形です。
今後、米国側がどのような対応やメッセージを示し、米中双方が具体的な協力や対話の枠組みをどこまで前進させられるのかが、2025年末のいま問われています。今回の会談は、米中関係の「新時代」を模索する過程の一つの節目として位置づけられそうです。
Reference(s):
Chinese FM Wang Yi meets U.S. Secretary of State Marco Rubio
cgtn.com








