中国と米国のユース合唱団が福州で共演 動画が世界で話題に video poster
中国・福州で開かれた2025 China-U.S. Youth Choir Festivalの開幕式で、中国と米国のユース合唱団が共演したステージの一場面が、2025年12月時点でSNS上で大きな話題になっています。音楽を通じた国際交流の力をあらためて感じさせるニュースです。
福州から世界へ広がった青春のハーモニー
中国東南部の都市・福州で行われた2025 China-U.S. Youth Choir Festivalのオープニングセレモニーで、福州第16中学校の育英合唱団(Yuying Choir of Fuzhou No. 16 Middle School)と、米国のOne Voice Children's Choirが同じステージに立ちました。
透き通る歌声と力強いハーモニーが会場を包み、歌い終わると観客は総立ちに。スタンディングオベーションの様子からも、その場にいた人たちの高揚感が伝わってきます。この感動の瞬間を捉えた動画がインターネット上に投稿され、短時間のうちに世界中へと拡散しました。
2つのユース合唱団が示したもの
今回、共演したのは次の2つの合唱団です。
- 福州第16中学校 育英合唱団(Yuying Choir of Fuzhou No. 16 Middle School)
- 世界的に知られる米国のOne Voice Children's Choir
地元の中学生たちによる育英合唱団と、世界の舞台で活躍してきたOne Voice Children's Choir。バックグラウンドの異なる2つのグループが、ひとつのステージで声を合わせたこと自体が、国際ニュースとして注目されています。
参加したのはまだ若い世代のメンバーですが、その表情や立ち居振る舞いからは、音楽を通じて互いを尊重しようとする姿勢が感じられます。言葉の違いをこえたコミュニケーションの場として、合唱という形がうまく機能しているように見えます。
なぜこの動画がこれほど拡散したのか
このChina-U.S. Youth Choir Festivalのステージが、なぜここまで大きな反響を呼んでいるのでしょうか。いくつかのポイントに整理してみます。
1. 音楽は共通言語になりやすい
政治や経済の話題とは違い、音楽は背景が異なる人同士でも共感しやすい分野です。歌声や表情だけでも空気感は伝わります。実際、今回の動画を見た人の多くは、言葉が分からなくても雰囲気や一体感を感じ取っているはずです。
2. 若者同士の共演が持つ象徴性
国と国の関係は複雑ですが、その中で若い世代が一緒にステージに立つ姿は、未来志向のメッセージとして受け止められやすいものです。対立や違いではなく、共に何かをつくり上げる姿が映し出されている点が、見る人の心に残ります。
3. SNSがつくる第2の観客席
現地にいなかった人も、動画を通じてほぼリアルタイムでステージを共有できる時代です。今回の動画も、SNSで広がることで、世界中に第2の観客席が生まれたと言えます。
国際ニュースとしての意味と、私たちへの問い
この出来事は単なる心温まるニュースにとどまらず、国際ニュースとしていくつかの示唆を与えてくれます。
- 文化交流は、政治・経済とは異なるレイヤーで相互理解を支える
- 特に若い世代の経験は、今後長く続く人間関係やネットワークの土台になりうる
- オンライン拡散によって、ひとつのローカルなイベントがグローバルな関心事になり得る
newstomo.comの読者の多くは、日本語で国際ニュースを追いながら、自分なりの視点を持ちたいと考えている方だと思います。この福州でのステージをどう受け止めるかは、人それぞれです。
たとえば次のような問いを自分に投げかけてみることもできます。
- 自分が学生だったら、こうした国際的なステージに参加してみたいと思うか
- 学校や地域で、海外の同世代とつながる場をどう増やせるか
- SNSで何をシェアし、どんなメッセージを添えるか
日本からできる、小さな一歩
今回のChina-U.S. Youth Choir Festivalのような大規模なイベントに、すぐに関わることは難しいかもしれません。それでも、日本からできる小さな一歩はいくつもあります。
- 身近な学校や合唱団、サークルで海外の音楽を取り上げてみる
- オンラインで配信される海外の学生コンサートや合唱フェスティバルを視聴してみる
- 心に残ったステージ動画を、ひと言コメントを添えてSNSでシェアする
こうした積み重ねが、国境をこえた文化交流の土台になっていきます。2025年の福州で生まれた若者たちのハーモニーは、その一つの象徴と言えるでしょう。
おわりに:音楽が開く対話のドア
2025年12月の今、中国と米国の若い合唱団が福州で奏でたハーモニーは、国際関係の複雑さとは別の次元で、人と人をつなぐ力を静かに示しています。
政治や外交の動きに目を向けることはもちろん大切ですが、その足元で育まれている市民同士、とくに若い世代同士の交流にも目を向けてみると、国際ニュースの見え方は少し変わってくるかもしれません。
あなたはこのステージ動画を見たとき、何を感じるでしょうか。通勤時間やスキマ時間にスマートフォンでニュースを読む今だからこそ、ほんの数分、イヤホンを耳に当てて、遠く福州のステージに耳を澄ませてみるのもよさそうです。
Reference(s):
China-U.S. youth choirs bring the house down with stunning performance
cgtn.com








