中国・鄭州のプールが大人気 猛暑の夏、市民の“避暑地”に
中国・河南省鄭州市では、この夏の厳しい暑さの中、プールや水上公園が市民にとって身近な「避暑地」となり、多くの人が水しぶきとともに一息ついています。
猛暑のなかでにぎわう鄭州のプール
猛暑が続くとき、いちばんシンプルで確実な暑さ対策は「水に入ること」です。中国・河南省の省都、鄭州では、この夏、街の水上公園が大きな人気を集めています。scorching heat(焼けつくような暑さ)の中、地元の人々は水に飛び込み、全身で涼しさを感じながら夏をしのいでいます。
家族連れで子どもを連れてくる人、仕事帰りに仲間と立ち寄る若者たち、週末に友人同士で集まるグループなど、背景はさまざまですが、「少しでも涼しく過ごしたい」という思いは共通しています。
なぜ水上公園が「夏の避難所」になるのか
鄭州の水上公園が、多くの人に選ばれている理由として、次のようなポイントが挙げられます。
- 屋外でも水に浸かることで、体感温度をぐっと下げられる
- プール、スライダー、浅い水遊びエリアなど、子どもから大人まで楽しめる
- ショッピングモールや住宅地から比較的アクセスしやすく、気軽に行ける
- 友人や家族と一緒に過ごす「レジャー」としての楽しさがある
ただ単に暑さをしのぐだけでなく、「夏らしさを味わうイベント」としても機能している点が特徴です。写真や動画を撮ってSNSに投稿する人も多く、水しぶきが上がるにぎやかな光景は、都市の夏の風物詩になっています。
都市の暑さとどう向き合うか
世界各地の大都市と同じように、鄭州でも夏の暑さは市民生活に大きな影響を与えます。日中の外出を控える人が増える一方で、屋内や水辺の公共空間は、暮らしを守るための「逃げ場所」となっています。
こうした都市型の暑さ対策には、次のような意味があります。
- 誰もが比較的手頃な費用で利用できる「オープンな避暑空間」を提供する
- 高温の時間帯でも、子どもが安全に遊べる場所を確保する
- 地域の人どうしが集まり、会話や交流が生まれる場になる
プールや水上公園は娯楽施設であると同時に、都市生活に欠かせない「インフラ」の一部にもなりつつあります。
日本の夏とつながる視点
日本でも、真夏日や熱帯夜が増える中で、屋内プールや水遊び場を求める声は高まっています。鄭州の水上公園に人々が集まる様子は、猛暑の中でどのように公共空間を活用し、人びとが体と心のバランスを整えているのかを考えるヒントにもなります。
大げさな設備がなくても、私たちが日常生活でできる工夫は少なくありません。
- 日中は無理をせず、涼しい時間帯に外出する
- 図書館やショッピングセンターなど、空調のある公共施設を上手に利用する
- 水分と休憩をこまめにとり、体にたまった熱を逃がす
- 近隣のプールや水辺の公園を、家族や友人との「避暑の場」として活用する
「涼しさ」をどう分かち合うか
鄭州の水上公園に集う人々の姿から見えてくるのは、暑さの中でも、限られた資源や空間を分かち合いながら、なんとか快適さを取り戻そうとする都市の知恵です。
この夏、あなたの街ではどのような「避暑地」が話題になったでしょうか。国や地域が違っても、「暑さをしのぎたい」という感覚は共通です。中国・鄭州のプールから見える風景は、私たち自身の夏の過ごし方を少し見直してみるきっかけにもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








