中国とモーリタニア、国交樹立60年で戦略的パートナー関係を確認
国交樹立60年、中国とモーリタニアが祝電交換
中国の習近平国家主席とモーリタニアのモハメド・ウルド・シェイク・ガズワニ大統領は、国交樹立60周年を記念して祝電を交わしました。両首脳は、この60年で築いてきた信頼関係を振り返りつつ、今後の協力拡大への意欲を示しました。
相互尊重と対等な関係を強調
習主席はメッセージの中で、この六十年の間、中国とモーリタニアは国際情勢の変化にもかかわらず、互いを尊重し、対等に接してきたと強調しました。また、両国は途上国同士の相互支援とウィンウィンの協力の模範になっていると述べました。
さらにここ数年については、次のような点を挙げています。
- 両国間の政治的信頼が一層固まっていること
- 多様な分野で実りある協力が進んでいること
- こうした協力が両国の人びとに恩恵をもたらしていること
習主席は、中国がモーリタニアとの関係を重視しているとしたうえで、今後も相互信頼の深化と協力の拡大に取り組み、両国民にとってより明るい未来を築いていきたいと呼びかけました。
2024年北京会議で合意した戦略的パートナーシップ
習主席は、2024年に北京で開催された中国アフリカ協力フォーラム首脳会議にも触れました。この会議の場で、習主席とガズワニ大統領は、中国とモーリタニアの関係を戦略的パートナーシップへと引き上げることで合意しています。
両首脳は、この戦略的パートナーシップが両国協力の新たな段階の始まりであり、今後の二国間協力の方向性を示すものだと位置づけています。今回の祝電交換は、その流れを再確認する意味合いも持つと言えます。
モーリタニア側も関係深化に意欲
ガズワニ大統領はメッセージの中で、この60年間、中国とモーリタニアは強い友情を育み、あらゆるレベルで緊密に協力し、国際社会でも互いを支え合ってきたと評価しました。
また、2024年の北京会議での戦略的パートナーシップへの格上げは、両国関係のいっそうの発展を反映するものであり、両国の福祉と繁栄に貢献すると期待を示しました。
李強国務院総理とモーリタニア首相も祝電
同じ日には、中国の李強国務院総理と、モーリタニアのモクタル・ウルド・ジャイ首相の間でも、国交樹立60周年を祝うメッセージが交わされました。
李総理は、中国がモーリタニアとともに歩み続け、戦略的パートナーシップの内容をさらに豊かにしていく用意があると表明しました。これに対し、ジャイ首相は、自国が一つの中国の原則を支持する立場をあらためて確認し、中国との戦略的な連携をいっそう強化したいとの意向を示しました。
何が読み取れるのか──中国・アフリカ関係の一断面
今回の祝電交換は、個別の二国間関係のニュースであると同時に、中国とアフリカ諸国との関係のあり方を映し出す一つの事例でもあります。首脳メッセージの中では、相互尊重、対等な関係、ウィンウィンの協力といったキーワードが繰り返し強調されました。
ポイントを整理すると、次の三つが浮かび上がります。
- 60年にわたる安定した対話と協力の積み重ね
- 戦略的パートナーシップへの格上げによる関係の枠組みの明確化
- 一つの中国の原則への支持と、それを軸にした協力関係の再確認
読者にとっては、中国とアフリカの国々がどのような言葉で互いの関係を語り、どのような原則を共有しようとしているのかを考えるきっかけになるニュースと言えます。今後、こうした戦略的パートナーシップが具体的にどのような協力につながっていくのかが注目されます。
Reference(s):
Xi, Mauritanian president exchange congratulations on 60 years of ties
cgtn.com








