テニス鄭欽文、右肘手術で療養中 復帰と「より強いカムバック」誓う
2025年も終盤に差し掛かる中、パリ2024オリンピック金メダリストで中国のテニススター、鄭欽文(Zheng Qinwen)が右肘の手術を受けたことをSNSで明らかにしました。現在はリハビリに入り、「より強いカムバック」を目指すとしています。
右肘の痛み、関節鏡手術で根本治療へ
鄭は土曜日、SNSへの投稿で、自身が右肘の手術を受けたことと、その経緯を詳しく説明しました。手術は右肘に対する低侵襲の関節鏡手術で、すでに無事に終了し、現在は回復段階に入っているとしています。
- 右肘の痛みは「最近の練習や試合で一貫して悩まされていた」
- 肘の専門医の診断を受け、低侵襲の関節鏡手術を選択
- 手術は順調に終了し、現在はリハビリと回復に専念
鄭は、最近の練習や大会の間じゅう右肘の痛みに悩まされていたと振り返ります。治療やケアを受けながらプレーを続けたものの、痛みの影響は残り続けたといいます。そのため肘の専門医からは、問題を根本的に解決するには、できるだけ早く右肘の低侵襲な関節鏡手術を行うべきだと助言を受けたと明かしました。
チームと慎重に協議した結果、ベストな状態でコートに戻るためには手術が最善の選択だと判断。投稿では「手術はとても順調に終わり、今は回復に努めている」と現状を報告しています。
「短い調整は、より強いカムバックのため」
今後に向けて鄭は、「これからの期間はリハビリトレーニングに力を注ぎ、100%の状態でできるだけ早くコートに戻れるよう努める」とし、復帰への強い意欲を示しました。
今回の離脱については、「この短い調整期間は、将来のより強いカムバックのため」と表現。ファンに向けては「皆さんのサポートと忍耐に感謝します。完全な力を取り戻すまで待っていてください。コートでまた会いましょう」とメッセージを送り、前向きな姿勢を強調しました。
ウィンブルドン早期敗退とワシントン棄権、今季序盤には世界4位
右肘の問題は、今季の結果にも影響を与えていた可能性があります。直近で行われたウィンブルドン選手権では1回戦敗退に終わり、その後の木曜日には、ワシントンでのWTA500大会を欠場しました。
それでも、今季序盤にはWTAシングルスランキングで自己最高となる世界4位に到達。パリ2024大会で金メダルを獲得したオリンピック王者として、鄭は女子テニス界を代表する存在になりつつあります。その成長途中での手術決断は、今後のキャリアを見据えた重要な選択と言えそうです。
なぜこのニュースが重要か──エースの健康管理とツアーの過密日程
鄭欽文のようなトップ選手の負傷と手術は、選手本人だけでなく、ツアー全体やファンにとっても大きな関心事です。四大大会(グランドスラム)や各地のツアー大会が年間を通じて続く中、選手は「目先の結果」と「長期的な健康」のどちらを優先するか、常に難しい判断を迫られています。
今回、鄭が2025年シーズンの途中であえて手術を選んだことは、短期的な成績よりも長期的なキャリアを重視する決断とも受け取れます。右肘の問題を根本から解決できれば、今後の四大大会や大規模な国際大会で、再び安定して上位争いに加わる可能性が高まるでしょう。
中国の若きエースがどのタイミングでツアーに戻り、どのような形で「より強いカムバック」を見せるのか。2026年以降を見据えた女子テニスの勢力図を考えるうえでも、注目しておきたい動きです。
Reference(s):
Zheng Qinwen eyes strong comeback in future following elbow surgery
cgtn.com







