バスケ日本代表、中国を破りFIBA女子アジアカップ決勝へ
FIBA女子アジアカップ準決勝で、日本代表が開催国で前回王者の中国を90―81で破り、決勝進出を決めました。19歳の田中こころ選手が27得点と圧巻のパフォーマンスを見せ、チームをオーストラリアとのタイトルマッチへ導きました。
日本が前回王者の中国を撃破
現地時間の土曜日、中国本土の広東省深圳市で行われたFIBA女子アジアカップ準決勝で、日本代表は開催国の中国を90―81で下しました。中国は前回大会の王者であり、ホームの声援を受ける中での一戦でしたが、日本がアジアの強豪対決を制した形です。
日本はこの試合で3ポイントシュートを16本成功させ、アウトサイドから主導権を握りました。特に序盤の勢いと終盤まで続いた外角シュートの精度が、勝敗を分けるポイントとなりました。
19歳・田中こころが27得点の大活躍
チームをけん引したのは、19歳の田中こころ選手です。田中選手はフィールドゴールを16本中10本成功させ、ゲームハイとなる27得点をマークしました。若手とは思えない落ち着きと、テンポの速いオフェンスで試合の流れを何度も変えました。
日本代表の主な得点源は次のとおりです。
- 田中こころ:27得点(シュート16本中10本成功)
- 宮澤夕貴:18得点
- 今野紀花:14得点
チーム全体で3ポイントを16本沈めたこともあり、日本のオフェンスは終始リズムよく展開されました。
立ち上がりで主導権を握った日本
第1クォーターは、日本が完璧に試合をコントロールしました。中国は立ち上がりからミスが続き、第1クォーターだけでターンオーバーが5つ、そのうち4つは開始3分以内に出てしまいます。
この隙を逃さなかったのが田中選手です。日本の最初の8得点をすべて田中選手が決めると、そのまま攻撃のギアを上げ、なんと第1クォーターだけで21得点を記録。速いトランジションと3ポイントを軸に、日本が早い段階でリードを奪いました。
第2クォーターで中国が反撃、前半は中国リード
第2クォーターに入ると、ホームの声援を受ける中国が立て直します。日本は田中選手へのディフェンスを厳しくされ、彼女の得点機会が減少。一方で、中国のインサイドが存在感を増していきました。
特に、張子宇選手がゴール下で力強さを発揮。第2クォーター終盤には、張選手が立て続けに8得点を挙げ、中国が流れをつかみます。その結果、前半終了時点のスコアは中国51―49日本。立ち上がりは日本のペースでしたが、ハーフタイムには中国が逆転してロッカールームに引き上げました。
第3クォーターで再び主導権、日本の3ポイントラッシュ
後半に入ると、試合の流れは再び日本へ傾きます。中国のオフェンスが停滞する一方で、日本はボールをよく動かしながら外角シュートを決め続け、第3クォーターの途中で最大9点差のリードを築きました。
中国は攻撃のリズムを取り戻すため、宮魯鳴ヘッドコーチが韓旭選手と張子宇選手を頻繁にローテーションさせ、インサイドの組み合わせを模索します。しかし、チームとしてなかなか歯車がかみ合わず、流れを引き寄せきれません。
それでも楊舒予選手が左手のレイアップを決めるなど、要所で意地を見せました。しかし日本は動じず、第3クォーターだけで5本の3ポイントシュートを成功させ、再びリードを広げます。第3クォーター終了時点で、日本は8点のリードを確保し、最終クォーターへ入りました。
第4クォーターでも日本はリードを守り切り、最終スコアは90―81。中国の追い上げを受けながらも、3ポイントと若手のエナジーで押し切った内容といえます。
中国のエースたちも意地の活躍
敗れた中国も、個々の選手は高いパフォーマンスを見せました。主な得点は次のようになっています。
- 楊舒予:19得点
- 韓旭:18得点
- 張子宇:17得点
第2クォーターでの張選手の連続得点や、第3クォーターでの楊選手のレイアップなど、流れを変えかける場面もありました。ホームでの準決勝という重圧の中でも、個々の実力の高さを示した試合だったといえます。
オーストラリアとの決勝へ 日本にとっての意味
この勝利により、日本代表はオーストラリアと対戦する決勝に駒を進めました。開催国であり前回王者でもある中国を破っての決勝進出は、日本にとって大きな自信になるはずです。
特に、10代の田中選手が大舞台でチームの柱となったことは、日本女子バスケットボールの世代交代や層の厚さを印象づける内容でした。経験豊富な宮澤選手や今野選手と若手がうまくかみ合ったことで、チームとしての完成度の高さも感じられます。
オーストラリアとの決勝は、アジア・オセアニアの強豪同士が激突する舞台になります。3ポイントを武器にした日本のバスケットボールが、決勝でどこまで通用するのかに注目が集まります。
SNSで語りたくなる3つのポイント
通勤時間やスキマ時間にハイライトをチェックする人や、SNSで意見を交わしたい人にとって、この試合は話題にしやすい要素がそろっています。議論のきっかけになりそうなポイントを整理すると、次のようになります。
- 19歳の田中こころ選手は、今後どこまで日本代表の中心選手になっていくのか
- 3ポイントシュートを軸にした日本のスタイルは、決勝でも通用するのか
- 中国本土での大一番を制した経験が、日本代表にもたらすメンタル面の効果
国際ニュースとしての側面だけでなく、日本のスポーツシーンや世代交代を考えるうえでも、示唆に富んだ一戦だったといえます。
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Reference(s):
Japan shock titleholders China to reach FIBA Women's Asia Cup final
cgtn.com








