バスケ中国代表がベネズエラに77-49快勝 FIBAアジアカップへ弾み
中国男子バスケットボール代表が杭州で行われた強化試合でベネズエラ代表を77-49で下し、FIBAアジアカップに向けて重要な白星を挙げました。
杭州での強化試合、中国が77-49で快勝
FIBAアジアカップを前にしたウォームアップゲームが木曜日、中国東部・浙江省杭州市で行われ、中国代表が南米の強豪ベネズエラ代表に77-49で勝利しました。この勝利で、中国代表はベネズエラ戦の5連敗から脱出しました。
ベネズエラ相手の勝利は、2007年に国内で開催されたFIBAスタンコビッチ大陸選手権以来で、およそ18年ぶりの白星となりました。
第1クォーター:ロースコアの立ち上がり
試合序盤は両チームともシュートがなかなか決まらず、ロースコアの展開になりました。それでも中国代表は、終了間際に程帥澎(チェン・シュアイポン)が3ポイントシュートを沈め、第1クォーターを18-13とリードして終えました。
第2クォーター:中国インサイドと外角が噛み合う
第2クォーターに入ると、中国代表の攻撃が一気に鋭さを増します。趙睿(ジャオ・ルイ)、胡金秋(フー・ジンチウ)、余嘉豪(ユー・ジアハオ)がオフェンスをけん引しました。
胡と余がペイントエリア(ゴール下)で合計8得点を挙げた一方、趙睿は3ポイントを2本沈め、外からも得点を重ねます。この10分間で中国代表は19-9とベネズエラを圧倒し、前半を37-22と15点リードで折り返しました。
第3クォーター:3ポイント攻勢で一気に勝負あり
後半の中国代表は、外角シュートの好調さを維持しました。趙睿のほか、趙嘉義(ジャオ・ジアイ)、胡明軒(フー・ミンシュエン)、程帥澎が次々と3ポイントを成功させ、14-0のラン(連続得点)を記録。その直後にも8-0の連続得点を奪い、主導権を完全に掌握します。
第3クォーター終了時点でスコアは63-40。胡金秋、趙睿、余嘉豪、程帥澎の4人が、すでに2桁得点に到達していました。
第4クォーター:ベンチ総動員で試合を締める
最終クォーターに入って5分ほどが経過したところで、両チームはベンチメンバーを次々と投入しました。勝敗はほぼ決しており、中国代表は主力を温存しながらゲームを締めくくりました。
スコア以上に内容面での収穫が多い試合となり、中国代表にとっては、これまで相性の悪かった相手に対して自信を取り戻す一戦になったといえます。
アジアカップへ向けた再戦と今後の強化スケジュール
試合情報によると、両チームはこの杭州での一戦の翌日、金曜夜にも再び対戦する予定でした。その後、中国代表は南京市(中国東部・江蘇省)に移動し、日曜日と火曜日にボスニア・ヘルツェゴビナ代表との2試合の強化ゲームを行い、アジアカップ本番に備える計画でした。
FIBAアジアカップは、8月5日にサウジアラビアのジッダで開幕する予定でした。中国代表はグループCに入り、ヨルダン、インド、サウジアラビアと同組で大会に臨むことになっています。
なぜこの勝利が重要だったのか
今回の快勝は、単なる強化試合以上の意味を持ちます。
- ベネズエラ相手の5連敗を止め、心理的なハードルを下げたこと
- インサイドと外角のバランスが取れたオフェンスが機能したこと
- 複数の選手が2桁得点と活躍し、層の厚さを示したこと
アジアの舞台で優勝を狙う中国代表にとって、強度の高い国際試合でこうした手応えを得られたことは大きいといえます。今後の強化試合と本大会で、中国代表がどこまで完成度を高めてくるのかが注目されます。
Reference(s):
China crush Venezuela 77-49 in Hangzhou warm-up ahead of FIBA Asia Cup
cgtn.com








