習近平国家主席、新任駐中国大使16人の信任状を接受
中国の国際ニュースとして注目される動きです。習近平国家主席が北京で16人の新任駐中国大使から信任状を受け取り、中国の開放路線と国際協調への姿勢をあらためて示しました。
習近平国家主席、新任駐中国大使16人から信任状を接受
金曜日、北京で習近平国家主席は16人の新任駐中国大使から信任状を受け取りました。同時に、上海協力機構の事務総長であるヌルラン・エルメクバエフ氏の表敬も受けています。
今回、信任状を提出した新任大使は次の16人です。
- ベトナム:Pham Thanh Binh 大使
- パナマ:Miguel Lecaro Barcenas 大使
- ドミニカ共和国:Jose Julio Gomez Beato 大使
- アルバニア:Riza Poda 大使
- ニュージーランド:Jonathan Edward Austin 大使
- パプアニューギニア:Thaddeus Kambanei 大使
- アンゴラ:Dalva M. C. R. Allen 大使
- エジプト:Khaled Nazmy 大使
- ニカラグア:Ramiro Jose Cruz Flores 大使
- イラン:Abdolreza Rahmani Fazli 大使
- チリ:Pablo Arriaran 大使
- ウクライナ:Olexander Nechytaylo 大使
- ベナン:Franck E. W. Adjagba 大使
- アメリカ合衆国:David Alfred Perdue Jr 大使
- イスラエル:Eliav Belotsercovsky 大使
- 南スーダン:Morris Simon Batali 大使
習主席は各国大使を歓迎し、それぞれの国の指導者と国民へのあいさつと良好な祝意を伝えるよう求めました。そのうえで、大使たちが中国を「十分かつ深く理解する」ことへの期待を示しています。
友情とウィンウィン協力を強調
習主席は、中国は世界各国の人々との友情を大切にしており、相互尊重、平等、互恵、そしてウィンウィンの協力に基づき、各国とのあらゆる分野での協力と交流を強化していく用意があると述べました。
つまり、中国は二国間関係において対立ではなく協調を前面に出し、双方に利益がある形でのパートナーシップを重視する姿勢を示したと言えます。
中国式現代化と高水準の対外開放
習主席は、現在、中国は中国式現代化を通じて中華民族の偉大な復興をあらゆる面で推し進めており、中国経済は着実に改善する勢いを保っていると指摘しました。
さらに、中国は高水準の対外開放を着実に拡大し、超大規模な市場の恩恵を世界と分かち合うと強調しています。中国の発展は、他国に新たな機会をもたらし、世界経済の成長により大きな確実性を与えるというメッセージです。
揺らぐ国際情勢の中で求められる連帯
世界の変化が加速し、国際情勢が不透明で不安定さを増す中で、今ほど各国が連帯と協力を強化することが求められている時期はないと習主席は述べました。
そのうえで、対立や分断を超える広い視野を持ち、人類全体の未来を見据える必要性を強調しています。これは、自国の利益だけでなく、地球規模の課題に共に向き合うべきだという呼びかけでもあります。
2025年は80年の節目の年
習主席は、今年2025年が中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から80周年、そして国際連合の創設から80周年に当たると指摘しました。
こうした歴史の節目にあたり、中国はあらゆる国と協力し、国連を中心とする国際システムと国際法に基づく国際秩序をしっかり守っていく用意があると表明しています。
newstomo視点:このニュースから読み取れる3つのポイント
今回の信任状接受式からは、次のようなポイントが見えてきます。
- 16の国の新任大使と国際機関の要人が一度に北京を訪れ、中国との関係構築を本格的に始めたこと
- 中国が高水準の開放や超大規模な市場の共有を掲げ、世界経済とのつながりを重視していること
- 戦後80年、国連創設80年という節目に、国際法と国連中心の枠組みを支持する姿勢をあらためて打ち出したこと
中国の外交方針や国際秩序への向き合い方を読み解くうえで、今回の習主席の発言は、今後の対外戦略の方向性をうかがう手掛かりの一つになりそうです。
Reference(s):
President Xi Jinping receives credentials of new ambassadors to China
cgtn.com








