成都ワールドゲームズ2025 パンダ文化ツアーで街の魅力発信 video poster
2025年に開催された成都ワールドゲームズの開幕を前に、開催都市の成都が国際アスリートたちを対象にした文化ツアーを実施しました。ジャイアントパンダ見学をはじめとするこの取り組みは、スポーツと観光、都市の魅力発信が重なり合う国際ニュースとして注目されています。
選手村の外へ:文化ツアーで開催都市を体感
成都ワールドゲームズの開幕前、開催都市の成都は、国際アスリートや大会関係者を選手村の外へと誘う文化ツアーをスタートさせました。参加者に「競技だけでなく街そのものも味わってもらう」ことを狙った取り組みです。
この文化ツアーでは、7つのルートが用意され、参加者は合計17カ所のシグネチャーサイト(象徴的なスポット)を巡りました。大会運営と並行して、成都という都市の個性や魅力を知ってもらうことに重点が置かれています。
7つのルートと17のスポット:「公園都市・成都」を世界へ
ツアーの7つのルートは、合計17の代表的なスポットを結び付け、「公園都市」としての成都の姿を世界に発信しました。コースには次のような場所が含まれています。
- ジャイアントパンダを間近で見学できる成都ジャイアントパンダ繁育研究基地
- 都江堰水利工程
- 青城山
自然や文化を体感できるスポットを組み合わせることで、限られた時間のなかでも、参加者が成都の多面的な魅力に触れられるよう工夫された構成となっています。
100人超のアスリートがパンダと対面
ツアーの中でも特に人気を集めたのが、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の訪問です。100人を超えるアスリートが同施設を訪れ、中国の国宝とされるジャイアントパンダを間近で見学しました。
施設内では、パンダをあしらった各種の土産物や文化商品も用意されており、こうしたグッズも参加者の注目を集めました。愛らしい動物をきっかけに、参加者が中国文化への関心を深めるきっかけにもなったといえます。
ツアーは大会終了翌日の2025年8月18日まで
文化ツアーは、成都ワールドゲームズの閉幕翌日にあたる2025年8月18日まで実施されました。大会期間を通じて運営されたことで、競技スケジュールの合間でも、参加者が開催都市の文化や日常の雰囲気を味わえるようになっていました。
「競技のために訪れた街で、どれだけ多くの体験を持ち帰ってもらえるか」という視点が、今回の取り組みからは読み取れます。大会そのものだけでなく、都市との接点を増やそうとする発想です。
スポーツと都市ブランディングが重なる時代
今回の成都の試みは、国際スポーツイベントが単なる競技大会にとどまらず、開催都市の魅力を世界に伝える場になっていることを象徴しています。ジャイアントパンダという象徴的な存在と、多様な観光スポットを組み合わせることで、「公園都市」としてのイメージを印象づけました。
都市ブランディングとは、都市の魅力を戦略的に発信し、国内外からの関心を高めていく取り組みを指します。世界各地から集まるアスリートや関係者に直接体験してもらうことは、そのもっともシンプルで力強い方法の一つです。
アスリートやスタッフが現地で見た風景や感じたことは、SNSを通じてさらに世界へと広がります。写真や短いコメントをきっかけに、成都という地名やジャイアントパンダのイメージが、より身近なものとして世界の人々の記憶に残っていく可能性があります。
このような国際ニュースは、日本語で読んでいても、現地の空気や都市の戦略を具体的にイメージしやすい出来事と言えるでしょう。スポーツと文化体験をどう組み合わせるかは、今後の国際イベントにとっても重要なテーマになっていきそうです。
Reference(s):
Pandas welcome visiting athletes ahead of 2025 Chengdu World Games
cgtn.com








