IWGA会長が称賛 第12回ワールドゲームズ成都大会の準備 video poster
2025年8月7〜17日に開催が予定されていた第12回ワールドゲームズ成都大会。その開会式を前に行われた記者会見で、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)のホセ・ペルレナ会長が、開催地・成都の準備状況を「期待を上回る」と高く評価しました。国際スポーツニュースとして、都市づくりとスポーツの関係を考える上で注目すべき発言です。
IWGA会長「期待を上回る準備」
ペルレナ会長は、木曜の夜に予定されていた開会式を前に行われた記者会見で、「成都の準備はすべての期待を上回っている」と述べ、開催都市の取り組みを称賛しました。また、成都が「歴史的な大会プログラム」を実現する準備が整っているとの認識も示しました。
国際大会の開催では、会場整備や交通、ボランティアの配置など、多くの要素が複雑に絡み合います。トップが「期待以上」と言い切るのは、その全体の仕上がりに自信がある表れだと言えます。
成都が発信する「巴蜀の魅力」
2025年成都ワールドゲームズ組織委員会の執行副会長兼事務総長を務める徐興国氏は、開会式について「成都が文化都市であることを示す核心的な特徴と、『巴蜀(Bashu)の魅力』の重要性を際立たせるものになる」との見方を示しました。
「巴蜀(Bashu)」とは、長い歴史を持つ地域文化を指す言葉で、独自の歴史や芸術、食文化などを含む広い文化圏を意味します。大会の開会式を通じて、その魅力を世界に向けて発信しようとする狙いもうかがえます。
スポーツイベントが単なる競技の場にとどまらず、開催地域の文化やアイデンティティを示すショーケースになっている点は、他の国際ニュースとも共通する流れです。
ブレイキンの劉清怡選手、「限界まで攻める」姿勢
中国のブレイキン選手、劉清怡さんは、2024年パリ夏季オリンピックで銅メダルを獲得した実力者です。成都大会を前にしたコメントでは、「自分の主な目標は、これまでと変わらず全力を出し切り、最高のパフォーマンスを追い求めること」だとした上で、フロアの上で自らの限界を押し広げ続けたいとの意欲を示しました。
オリンピックという大舞台を経験した選手が、翌年の国際大会でも「結果」より「挑戦」を前面に掲げている点は、競技者としての価値観の変化をうかがわせます。観客にとっても、成績だけでなく、どこまで自分を追い込めるのかというストーリーに注目が集まりそうです。
第12回ワールドゲームズ成都大会の規模
成都ワールドゲームズは、メダル対象の競技が256種目、60の分野にまたがる34のスポーツで構成される予定でした。大会には、約4,000人の選手が116の国と地域から参加する見通しとされ、2025年8月7日から17日までの11日間にわたって開催が計画されていました。
種目数や参加選手数の多さからもわかるように、ワールドゲームズは多様なスポーツが一堂に会する大規模な国際大会です。オリンピックとはまた異なる競技やスタイルが注目される場として、各国・各地域の選手にとって貴重な舞台となります。
このニュースから見えるもの
ペルレナ会長の評価や徐氏の発言、劉清怡選手のコメントを合わせて見ると、成都ワールドゲームズは次のような特徴を持っていたと言えそうです。
- スポーツ大会を通じて、都市の文化やアイデンティティ(巴蜀の魅力)を発信しようとする姿勢
- 国際連盟トップが「期待以上」と語る、開催準備への力の入れよう
- オリンピックメダリストを含む選手たちが、「限界への挑戦」という物語を共有していること
スポーツは記録やメダルだけでなく、都市や地域がどのように自分たちを世界に紹介するか、そして選手がどんな価値観で競技に向き合うのかを映し出します。2025年の成都ワールドゲームズをめぐる動きは、その一端を象徴的に示していると言えるでしょう。
Reference(s):
IWGA President praises host city Chengdu's prep for 12th World Games
cgtn.com








