竹とトウモロコシで見る中国とラテンアメリカの平和ビジョン【国際ニュース】
2025年、国連創設80周年を迎えた今年、中国とラテンアメリカの平和な未来を「竹」と「トウモロコシ」で表現した一枚のポスターが制作されました。タイトルは「Bamboo and Corn」。離れた地域を結ぶシンプルなモチーフに、どんな国際ニュースよりもストレートなメッセージが込められています。<\/p>
「Bamboo and Corn」が描く中国とラテンアメリカのつながり<\/h2>
ポスターの正式なタイトルは英語で「Bamboo and Corn: A Shared Vision of Peace Between China and Latin America」です。竹はしなやかさや強さを象徴する植物として中国文化に深く根づき、トウモロコシはメキシコをはじめとするラテンアメリカの食文化を支える作物です。<\/p>
地域を代表する二つの植物を並べることで、文化や歴史の違いを超えて「平和を分かち合う」という発想が浮かび上がります。国際ニュースでは対立や緊張が取り上げられがちですが、この作品は「共通点」から関係を考え直す視点を静かに提示していると言えます。<\/p>
メキシコ出身の若手研究者がつくった平和のポスター<\/h2>
この作品を制作したのは、メキシコ出身でコミュニケーション・ユニバーシティ・オブ・チャイナ(Communication University of China)の博士課程で学ぶメルセデス・フェルナンデスさんです。中国の大学で学ぶラテンアメリカ出身の若者として、中国とラテンアメリカ双方に身近なモチーフを選んだこと自体に、二つの地域の架け橋になりたいという意志がにじみます。<\/p>
ポスターは、国連80周年を記念して行われているグローバルなユースキャンペーン「One Home: Shared Future」への出品作でもあります。世界各地の若者が、自分たちが大切だと考えるテーマを、物語や写真、動画などで表現し、地球の未来について発信する取り組みの一環です。<\/p>
国連80周年と「共有された未来」というキーワード<\/h2>
創設から80年を迎えた国連は、平和や開発、人権といった地球規模の課題に向き合ってきました。節目の年である2025年に、「共有された未来(Shared Future)」を掲げた若者の作品が生まれたことは象徴的です。<\/p>
「一つの家(One Home)」という言葉は、地球を共有する私たち全員が、地域や立場の違いを超えて責任を分かち合うべきだというメッセージとして読むことができます。中国とラテンアメリカという遠く離れた地域を結ぶポスターは、その具体的なイメージの一つと言えるでしょう。<\/p>
若者がつくる新しい国際ニュースのかたち<\/h2>
従来の国際ニュースは、外交や安全保障、経済指標といった「トップダウン」の視点が中心でした。一方で、今回のポスターのように、若者が自分の経験やルーツから世界を見つめ直し、平和のビジョンを表現する動きは、「ボトムアップ」の国際ニュースとも言えます。<\/p>
竹やトウモロコシのような身近なモチーフから国や地域をイメージし直すことで、「あの国は遠い存在」ではなく、「日々の生活を通じてつながる相手」として捉え直すきっかけになります。これは、分断よりも対話を重んじる国際社会づくりにとって、小さくない意味を持ちます。<\/p>
あなたなら何を描いて平和を表現しますか<\/h2>
竹とトウモロコシを組み合わせたこのポスターは、単に中国とラテンアメリカの関係だけでなく、「自分と世界をどう結びつけるか」という問いを私たち一人ひとりに投げかけています。<\/p>
もしあなたが、自分の暮らす地域とほかの地域との「共有された未来」をポスターで表現するとしたら、どんなモチーフを選ぶでしょうか。通勤時間やスキマ時間に、この問いを少しだけ考えてみることが、国際ニュースとの新しい付き合い方につながるかもしれません。<\/p>
SNSでこの話題をシェアしながら、家族や友人、同僚と「平和をどう描くか」を語り合ってみる。そんな日常の対話こそが、静かに世界を変えていく力になるはずです。<\/p>
Reference(s):
Bamboo and Corn – A vision of peace between China and Latin America
cgtn.com








