中国ブレイキン主将 Shang、「成都ワールドゲームズ」で目指すもの video poster
ブレイキン競技が今週土曜日から成都で始まるワールドゲームズを前に、中国代表チームのキャプテン、Shang Xiaoyu(シャン・シャオユー)選手が、自身とチームの成長、そしてホーム開催となる今大会への思いを語りました。
パリ五輪から1年、中国代表ブレイキンチームの「変化と成長」
Shang 選手は、昨夏のパリ五輪を振り返りながら、「あの経験がチームを大きく変えた」と話しています。初めて五輪種目として実施されたブレイキン(ブレイクダンス)は、中国の若いダンサーたちにとっても大きな挑戦であり、同時に貴重な学びの場となりました。
パリから現在にかけて、中国代表チームは技術面だけでなく、演技構成や表現力、そしてメンタル面での強さを意識してトレーニングを積み重ねてきたといいます。Shang 選手は、世界トップレベルとの戦いを経て、「何が通用し、何がまだ足りないのかがはっきりした」と感じているようです。
成都ワールドゲームズへ:ホーム開催で示したい「新しい自分」
今回のワールドゲームズは、四川省の成都で行われ、中国代表にとってはホームでの大舞台です。Shang 選手は、ブレイキンを「人生の大切な一部」と表現し、その大切なステージが自国で開かれることへの高揚感を隠しません。
特に注目なのが、今大会に向けて準備してきた「新しいムーブ」です。彼は、これまでの代表活動や国際大会の経験を踏まえ、音楽との一体感やオリジナリティを重視した新しいルーティン(技の組み合わせ)を用意しているとされています。
ホームの観客の前で、自分たちらしいダンスを出し切ることが、Shang 選手にとって最大の目標です。勝敗はもちろん重要ですが、それ以上に「中国から世界へ、ブレイキンの魅力を伝えたい」という気持ちがにじみます。
ロサンゼルス五輪での不採用、それでも揺るがないモチベーション
ブレイキンは、2028年のロサンゼルス五輪では実施競技から外れることが決まっています。このことについて、Shang 選手は「チームへの影響はない」と話し、競技そのものへの情熱は変わらないと強調しました。
五輪種目であるかどうかにかかわらず、ブレイキンは世界中の若者に支持されるカルチャーであり、スポーツだという認識がチームには共有されています。Shang 選手たちにとって、ワールドゲームズの舞台は、その魅力を示す新たなチャンスであり、次の世代のダンサーを刺激する機会でもあります。
なぜ今、ブレイキンが中国で存在感を増しているのか
近年、中国の都市部を中心にストリートカルチャーへの関心が高まり、ヒップホップ音楽やストリートダンスのイベントが盛んに行われるようになっています。ブレイキンはその中心的な存在の一つであり、若い世代にとって自己表現の手段として根付きつつあります。
ワールドゲームズのような国際大会が中国で開かれることは、国内のブレイキンシーンにとって、大きな追い風となります。世界のトップダンサーの動きを間近で見ることができる環境は、競技レベルの底上げだけでなく、観客の理解を深めることにもつながります。
観戦のポイント:Shang の「新しいムーブ」とチームワーク
今週土曜日から始まるブレイキン競技を楽しむうえで、押さえておきたいポイントは次の三つです。
- Shang Xiaoyu が披露する「新しいシリーズのムーブ」:音楽とのシンクロや、これまでと違う表現に注目です。
- 中国代表チーム全体の一体感:パリ五輪以降の「成長」が、動きの精度や構成の工夫にどう現れているかを見てみましょう。
- ホームでのプレッシャーと喜び:声援を力に変えられるかどうかも、勝負を左右する重要な要素です。
成都ワールドゲームズのブレイキンは、単なるメダル争いにとどまらず、中国の若いカルチャーと国際スポーツシーンが交差する場にもなります。Shang 選手がどのようなパフォーマンスでその「交差点」を表現するのか、国際ニュースとしても注目する価値がありそうです。
通勤時間やスキマ時間に観戦情報をチェックしつつ、本番ではぜひ、Shang Xiaoyu と中国代表チームの踊りに注目してみてください。
Reference(s):
China breaking captain Shang reveals his goals for Chengdu World Games
cgtn.com








