ワールドゲームズ2025成都大会が閉幕 中国が金メダル・総メダルで初の首位
2025年8月に中国・四川省成都市で開催された第12回ワールドゲームズ2025が閉幕しました。中国が金メダル数と総メダル数の両方で初めて首位に立ち、参加規模・運営面でも「過去最大級」の大会となりました。
第12回ワールドゲームズ2025、成都で開催
今回のワールドゲームズは、中国南西部の四川省・成都市で行われました。大会は8月7日から17日まで開催され、スローガンは「Boundless Sports, Countless Wonders」でした。
競技規模は次の通りです。
- 34競技
- 60ディシプリン(種別)
- 256種目
多様な競技が行われる総合大会として、11日間にわたり各会場で熱戦が繰り広げられました。
中国代表が史上最高成績 金メダル・総メダルで初の首位
中国は今大会に、過去最大となる489人からなる代表団を派遣しました。選手とスタッフを合わせたこの規模は、中国にとってワールドゲームズ史上最大の体制です。
その結果、中国は金メダル数と総メダル数の双方で大会全体の首位となり、ワールドゲームズにおける自己最高の成績を達成しました。開催地の国としても力を示す形となり、中国スポーツにとって節目の大会になったと言えます。
116の国と地域から参加 過去最大級の国際大会に
今大会は、参加規模の面でも「かつてない広がり」を見せました。主な数字は次の通りです。
- 参加者:116の国と地域から、選手・チーム関係者・技術役員あわせて6,679人
- 競技運営チーム:4,600人
- 技術役員:1,133人
- 会場スタッフ:13,000人
- 技術サポート:27の専門チームが、579カテゴリー・2万点以上の機器を管理
- 計時・スコアリング担当:150人
- ボランティア:6,000人超
数字だけを見ても、多層的な運営体制と人的リソースが投入されたことが分かります。競技そのものだけでなく、裏側を支える人材もまた、国際総合競技大会の重要な「主役」であることを改めて示した大会でした。
評価された運営力と「中国ならではの温かさ」
大会運営への評価も高く、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)のトム・ディーレン副会長は、成都大会について高く評価しました。
ディーレン氏は、大会が「真のホーム」のような場所となり、スポーツ専門性と文化交流が両立していたと指摘。運営についても「完璧な組織運営と欠点のないオペレーション」に加え、「中国ならではの温かいもてなし」があったと述べています。
さらに、ワールドゲームズ史上初となる聖火リレーと、壮大な開会式を「新たなベンチマーク(基準)」と表現し、今後の大会運営の参考となる水準だったと評価しました。
成都ワールドゲームズが示したもの
今回のワールドゲームズ2025成都大会は、
- 開催国・中国が史上最高の成績を収めたこと
- 参加国・地域数や運営規模が過去最大級に達したこと
- 大規模なボランティアや専門チームによる支えが可視化されたこと
といった点で、国際スポーツ大会の一つの到達点を示したと言えます。
スポーツを通じた国際交流の場として、また、都市の運営力や「おもてなし」を世界に示す場として、こうした総合競技大会の存在感は今後も高まりそうです。成都での経験が、次の国際大会や各国・地域のスポーツ政策にどのような影響を与えていくのか、引き続き注目されます。
Reference(s):
cgtn.com







