成都ワールドゲームズで中国が過去最高成績 金メダル数・総メダル数とも初の首位
2025年8月に中国・成都で開かれたワールドゲームズで、中国代表が大会史上最高の成績を収めました。中国は金メダル数と総メダル数の両方で初めて首位となり、その内容が代表団の会見で明らかにされています。
金メダル・総メダルとも初のトップに
中国代表団によると、成都でのワールドゲームズには中国から321人の選手が参加し、28競技152種目でメダルを争いました。その結果、中国は金36個、銀17個、銅11個を獲得しました。
代表団の副団長である張欣(Zhang Xin)氏は会見で、今回のメダル獲得数が、中国がワールドゲームズに参加して以来の過去最高記録だと説明しました。また、中国は金メダル数、総メダル数ともに初めて大会全体のトップとなりました。
- 参加選手:321人
- 参加競技:28競技・152種目
- メダル獲得数:金36・銀17・銅11
- 中国代表団全体:489人(過去最大規模)
学校・クラブ・個人育ちの選手たち
張氏によると、今回活躍した選手の多くは、学校や社会クラブ、あるいは個人でトレーニングを重ねてきた選手たちです。いわゆる国のナショナルチームだけでなく、地域や民間レベルのスポーツ環境の広がりが、国際大会での結果につながったとも言えます。
張氏は「選手たちは満足のいくパフォーマンスを発揮しただけでなく、ドーピング違反ゼロ、スポーツマンシップに関する論争ゼロの原則を守った」と強調しました。成績だけでなく、公正さとクリーンさを前面に掲げる姿勢がうかがえます。
18競技で金メダル 2つの世界記録も
中国は今大会で18の競技で金メダルを獲得しました。表彰台の最上段に立った中国の選手は45人にのぼり、そのうち一部の種目では世界記録も更新されています。
張氏によれば、中国選手は大会期間中に2つの世界記録を塗り替えました。詳細な種目名は会見で明らかにされていませんが、記録面でもインパクトを残した形です。
10人のパラ選手が存在感 金5・銀1
今回のワールドゲームズには、障害のあるパラ選手10人も中国代表として参加しました。人数としては全体から見ると少数ですが、その結果は非常に高いものです。
- 参加したパラ選手:10人
- 獲得したメダル:金5・銀1
張氏は、パラ選手たちが「粘り強さとたくましさを示した」と評価しました。限られた人数で6個のメダルを獲得したことは、パラスポーツの底力を印象づけるものです。
大会スローガンと開催概要
成都でのワールドゲームズは、8月7日から17日まで開催されました。大会のスローガンは「境界なきスポーツ、尽きない驚き」とされ、さまざまな競技が同じ都市に集まる総合スポーツイベントとして位置づけられました。
中国は選手・コーチ・スタッフを合わせて489人の代表団を送り込みました。これはワールドゲームズにおける中国代表としては過去最大規模であり、開催地が中国国内であることも踏まえて、力の入れ方がうかがえます。
今回の結果が示す3つのポイント
今回の成都ワールドゲームズでの中国の過去最高成績は、次のようなポイントを示していると考えられます。
- 国際大会での競争力の高さ
多くの競技で金メダルを獲得し、世界記録も更新したことは、競技力の層の厚さを物語ります。 - 地域・社会クラブを含むスポーツ基盤の広がり
学校やクラブ、個人育成の選手が結果を出したことは、競技スポーツの裾野が広がっていることを示しています。 - クリーンなスポーツへの意識
ドーピング違反ゼロ、スポーツマンシップをめぐる論争ゼロを掲げた点は、成績と同時に「どう勝つか」を重視している姿勢といえます。
国際スポーツは、メダルの数だけでなく、その裏側にある育成環境や価値観も問われます。成都でのワールドゲームズで示された数字とメッセージは、今後のスポーツ政策や育成のあり方を考えるうえでも、一つの参考になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








