中国ニュース:習近平主席のシーザン訪問が示した「豊かな未来」
習近平主席のシーザン訪問が住民にもたらした自信
中国南西部のシーザン自治区で、建自治区60周年の式典にあわせて中国の習近平国家主席が現地を訪問しました。国際ニュースとしても注目されるこの出来事は、現地の人々に「より豊かな未来」への強い自信を与えています。
建自治区60周年と中央代表団の訪問
習近平主席は、中国共産党中央委員会総書記であり、中央軍事委員会主席も務めています。2025年8月21日にラサで行われたシーザン自治区成立60周年の祝賀行事に、中央代表団を率いて出席し、その後現地を後にしました。
この訪問をきっかけに、現地の幹部や住民のあいだでは、「団結し、繁栄し、文明的で、調和が取れ、美しい現代的社会主義のシーザン」を築こうという思いが一層強まったとされています。
ラサの住民「人生はもっと甘くなる」
シーザン自治区の中心都市ラサに住む女性住民Padma Drolkarさんは、習近平主席がいつもシーザンとその人々を心に留めていると感じていると話します。
- 「私たちは未来に大きな自信を持っています」
- 「これからの生活は、もっと良くなり、もっと甘くなると信じています」
国家トップの訪問が、日々の暮らしを送る一人ひとりの心理にも影響を与えている様子がうかがえます。
農業と牧畜の飛躍、次のステージへ
シーザン自治区の農業の変化を間近で見てきたのが、Shannan市農業農村局の副局長Zhang Aihuaさんです。Zhangさんによると、同地域の農業は「小規模」な段階から、「力強く活気ある」段階へと大きく飛躍してきました。
Zhangさんは、こうした前進は中国共産党中央の強い指導と、全国の人々による大きな支えがあってこそ実現したと強調します。今後の課題として、次のような方向性を挙げています。
- 農民や遊牧民の収入を増やす政策の着実な実行
- 現代的な農業と畜産業を、将来性のある産業として育成すること
農業と牧畜は、シーザンの暮らしと経済を支える基盤です。そこに焦点を当てた政策が、どのような成果を生むのかが注目されます。
今年1月の地震被災地、復興へのメッセージ
シーザン自治区のDingri県の一つの村は、今年1月に発生したマグニチュード6.8の地震で大きな被害を受けました。この村の党委副書記を務めるNyima Tseringさんによると、習近平主席は現地の被災者への継続的な関心を示し、災害後の復興を着実に進めることの重要性を強調しました。
現在、この村の126世帯すべてが新しい住宅に移り住んでいるといいます。Nyimaさんは、基層レベルの党組織を「拠点」として最大限に生かし、人々を導きながら、より良く、より幸せな生活を築いていきたいと語っています。
援助幹部・専門家の決意
シーザン自治区には、他地域から派遣された援助幹部や専門家も活動しています。その第11陣のリーダーを務めるXu Chunheさんは、習近平主席の気遣いと大きな期待が、現場で働くメンバー全員を励まし、力づけていると話します。
Xuさんは、「決意を持って前進し、シーザン支援に関わるすべての任務をやり遂げなければならない」とし、今後も責任を全うする姿勢を示しました。
現代的社会主義シーザンへの道筋
今回の訪問と発言からは、シーザン自治区の今後に向けた幾つかのキーとなるテーマが浮かび上がります。
- 住民一人ひとりの生活水準の向上と、将来への安心感
- 農業・畜産業の近代化を通じた地域経済の底上げ
- 地震など災害からの着実な復興と、基層組織の役割強化
- 他地域からの援助人材による長期的な支え
中国南西部のシーザン自治区で進むこうした取り組みは、国内の地域発展や社会の安定を重視する中国の方向性を象徴する動きともいえます。今後、現地の人々の暮らしがどのように変化していくのか、その推移を追うことが、国際ニュースを読み解くうえでも重要になりそうです。
Reference(s):
President Xi's visit inspires confidence in prosperous future
cgtn.com








