中国スーパーリーグ:浙江が天津津門虎に2-0勝利、3試合ぶり白星で6位浮上
中国スーパーリーグ(CSL)の一戦で、浙江がホームの杭州市で天津津門虎を2-0で下し、リーグ戦3試合ぶりの白星をつかみました。この勝利により、浙江は天津をかわしてCSL順位表で6位に浮上しています。
ホームの浙江が久々の勝利 国際ニュースとしても注目の一戦
試合は東部の浙江省杭州市で行われました。中国本土のプロ1部リーグである中国スーパーリーグの中でも、上位進出をうかがうクラブ同士の対戦として注目されました。
結果は2-0で浙江の勝利。ここ数試合勝ちきれなかった浙江にとって、内容と結果の両方を伴う重要な一戦となりました。
前半:ポスト直撃とゴールライン際のクリア、拮抗した立ち上がり
天津が先に決定機、しかしポストに嫌われる
立ち上がりはアウェーの天津津門虎がチャンスをつかみます。15分、王秋明のシュートが味方のフアン・アントニオ・ロスの足に当たり、コースが変わってゴールへ向かいましたが、ボールはポストを直撃。先制点まであと一歩の場面を逃しました。
浙江もビッグチャンス ロスが再び立ちはだかる
33分には浙江にも絶好機が訪れます。王宇童が天津のGK・厳兵良の不用意なパスをペナルティーエリア内でカット。そのままヤゴ・カリエーロ・ヒベイロへパスを送り、ほぼ無人のゴールに流し込むだけという場面が生まれました。
しかしここで再びロスが登場します。ロスがゴールラインまで全力で戻り、シュートコースに体を投げ出してクリア。天津は守備陣の執念で失点を免れました。
VAR確認の末に先制 カリエーロが頭で押し込む
均衡が破れたのは前半終了間際でした。浙江はコーナーキックのチャンスから、アレクサンドル・ミトリツァが正確なボールを供給し、カリエーロがヘディングで合わせてネットを揺らします。
この場面はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックが行われましたが、最終的に主審はゴールを認定。浙江が1-0とリードして前半を折り返しました。
後半:チャンスを量産する浙江、アディショナルタイムで試合を決定づける
後半に入ると、浙江は主導権を握り続け、天津より多くのチャンスを作りました。ただし、追加点はなかなか決まりません。シュートや攻めの形は作れるものの、最後の精度を欠き、1点差のまま終盤に突入します。
試合が動いたのは後半アディショナルタイム5分。デアベアス・オウス=セキエレが攻撃の起点となり、フランコ・アンドリヤシェビッチへパス。アンドリヤシェビッチが確実に決め、貴重な2点目を奪いました。
このゴールで浙江がリードを2点に広げ、勝負あり。ホームサポーターの前で、待望の勝利をしっかりと手繰り寄せました。
勝利の意味:3試合ぶり白星で6位に浮上
今回の勝利は、浙江にとってリーグ戦3試合ぶりの白星となります。これにより、順位表で天津を上回り、6位に浮上しました。
成績面ではもちろん、内容面でもポジティブなポイントが多い試合でした。
- 守備では、相手の決定機を最小限に抑えたこと
- 攻撃では、多くのチャンスを作り続けたこと
- 終盤のアディショナルタイムでも集中を切らさず、ダメ押し点を奪えたこと
中国スーパーリーグやアジアサッカーをフォローする日本のファンにとっても、この試合は「拮抗した展開の中で、どう試合を締めくくるか」を示す好例と言えそうです。
浙江がこの勝利をきっかけに、上位争いへどこまで食い込んでいくのか。今後の中国スーパーリーグの戦いにも注目が集まります。
Reference(s):
Zhejiang defeat Tianjin 2-0 at home for first CSL win in three matches
cgtn.com








